ディズニー映画 実写+アニメーションの映画ランキング

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ディズニー映画といえば、最近は「アナと雪の女王」や「ズートピア」など
ヒット作をどんどんと作りだしています。


ドラマチックなお話で、かわいいキャラクターがいて夢のような世界を描くディズニー映画ですが、
皆さん、その中にリアルな人間が映っていたらどう思いますか?
なんだか想像しただけでも違和感出てきちゃいますよね。


実は、それを見事に馴染ませるのがディズニーなんです!
というわけで、今回は魅力的なディズニー映画の中でも
あんまり知られていない「ディズニー映画実写+アニメーション映画ランキング」をお伝えしたいと思います。





第1位:「メリーポピンズ」

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ロンドンの厳格な家庭に突如ベビーシッターとして
現れたメリーポピンズが主人公のお話です。


そのメリーポピンズの不思議な力によって
凝り固まったそれぞれの考え方が変化していき
家族の絆が深まっていくというディズニーらしいストーリーになっています。


この映画はアカデミー賞5部門受賞している素晴らしい作品なのですが、
まず、この背景と実写の違和感の無さを見ていただきたい。


特に、大道芸人のバートが書いた絵の中に入ったシーンです。


どこまで実写なんだろうかと思ってしまうほど絵が美しいです。


途中でてくる小動物たちとの絡みなどを考えると
どこまで動きを計算して制作したのだろうかと思ってしまうほどです。


衣装の色合いといい、
このマッチングはディズニーにしか出来ない技だなぁと感心しました。


そして、劇中歌もどれも素晴らしいんです。


音楽だけは耳にしたことがある方もいるかもしれませんね。


是非音楽もチェックしてみてください。


このメリーポピンズが制作されたのは1964年なのですが、
それから半世紀ぶりに続編の制作が決定しております。


2018年公開予定とのことなので
あの時代に作られた技術が今どんな風に進化して表現されるのか
今からとても楽しみです。


なので、最新作が出てくる前に是非チェックしてみてください。





第2位:「南部の唄」

南部の唄(字幕スーパー版) [VHS]

ディズニー映画の中でもあんまり知られていないこの作品ですが、
ディズニーランドにある【スプラッシュマウンテン】の元ネタにあたるものなのです。


そもそもなぜこの映画が知られていないかと言うと
実は日本で公開されていなかったのです。


父と離れ南部に引っ越してきた白人少年が
黒人のおじさんからウサギのお話を聞いて知恵や元気をもらうという話なのですが、
そこで描かれている生活風景などの描写が
あまりにも現実とかけ離れていて人種差別的であると
訴えられたためディズニー側は公開を自主規制したそうです。


そのため知名度は低いのですが、
作品自体は素晴らしいものになっています。


この作品が制作されたのは1946年なので、
1位で紹介した『メリーポピンズ』よりも前に作られたことになります。


こちらでの実写+アニメの部分は、実写がベースに制作されています。


有名な「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」を歌うシーンでは、
子供たちが歌いながら歩いているところに、
ブレアラビットや小鳥たちが加わっていきます。


実写の動きに合わせつつもアニメーションらしい動きが表現されています。


こちらは実写に合わせてアニメを組むやり方で
制作したのかなと推測していますが、
画面の奥行を意識した動きが多いので動きで
実写の映像と馴染ませている印象です。


しかし残念ながら、一時ビデオ化はされたのですが、
DVDやブルーレイにはまだなっていないようです。

第3位:「魔法にかけられて」

魔法にかけられて (字幕版)

2007年に制作されたファンタジーミュージカルです。


この作品は、おとぎの国から悪い魔女によって
恐ろしい【現実】世界へと陥れられたプリセスのお話です。


プリンセスが現代でリアルにネズミやゴキブリなどの動物たちとお掃除したりと
内容自体もなんだか自虐的で面白いんですけど、
表現がとても面白かったです。


まず、プリンセスが住む世界がアナログの2Dアニメの世界で、
そこから現実世界に飛び出してくると実写の形に変化するのです。


出てくる小動物たちはかなりリアルなCGなので、
非常に実写よりの表現になっています。


今までは、現実をアニメーションに寄せるやり方をしてきたのが
今やアニメーションがリアルに寄ってきているのだなぁと
見ていて改めて感心してしまいました。


おとぎの国の世界は、わざとアナログの2Dアニメを使ったりしている
ところとか本当に憎い演出ですよね。


個人的には、今のディズニー技術の総決算という印象を受けました。


技術的な部分もいいのですが、
この作品は子供から大人まで(大人の方が笑える?)が
楽しめるストーリーなので是非見ていただきたいと思います。

まとめ

ディズニー映画は誰もが楽しめるように作られているので、
物語やキャラクターなどに注目されがちですが、
アニメーションの技術は歴史も古く、
様々なチャレンジが行われている制作会社でもあります。


個人的にディズニーは、
老舗でありながらも革新的なことにチャレンジするその精神が
また観る人達を喜ばせているんじゃないかと思っています。


私が思うディズニーの魅力を少しでも伝えられたら幸いです。







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