自分の好きなことで頑張っている人たちにオススメ洋画ランキング

洋画ランキング


夢に向かって奔走中の人、やってみたい事を始める一歩がまだ踏み出せない人、自分の好きなことが見つからない、そんな人におすすめの洋画ランキングです。


やってみたいことを始めると、同じ分野で活躍している人との交流が増えます。


幸運な場合、進むべき方向に導いてくれることもあります。


自分探しのお供にこの映画を楽しんでみてはいかがでしょうか?



第1位:「リトルダンサー」

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子供のころ、ほんの少しの間だけバレエ教室に通っていたことがあります。


先に習い始めた妹の発表会を見て私もやってみたくなったのです。


しかし、実際習い始めると、舞台で見たキレイな衣装やメイク、舞台演出とはかけ離れた体育会系スパルタ教育でひたすら体を鍛えることに楽しさを見出せず挫折しました。


そんな私とこの映画の主人公は正反対で、好奇心と才能があるにも関わらず、家族の反対でバレエをすることすら危うい中、自分の「好き」という気持ちだけで頑張って前例のないことをやってのけます。


主人公はイギリス北部の炭鉱町に住む少年で、タフガイの父親からボクシングを勧められ習い始めます。


しかし、ボクシングに楽しさを見出せず苦痛になります。


そんな時、同じ施設で女子の習うバレエに魅了されます。


密かに女子に紛れ習い始め、才能を見出されます。


田舎のタフガイである父親を説得するも、女性の習い事のバレエを息子が本気で取り組む世間体の悪さや、国立のバレエ学校へ入学する多額の費用は捻出できないと断ります。


少年も一度は夢を諦めますが、こっそり一人で踊っている姿を父親に見つかります。


しかし、父親は、子供が本当は才能にあふれていることに気づき、チャンスを与える決断をします。


すると、父親の同僚たちからバレエ学校入学への資金カンパが任意で集まり、主人公は見事バレエ学校に入学します。


そして、14年後、父親と兄が駆け付けた劇場で白鳥の湖の主役を見事演じます。


主人公の才能は踊ることで人を感動させることでした。


父親も例外なく、才能に感動したのです。


女子の真似事と思い込み、息子を恥じた父親が、才能に気付いたとき、男として息子が誇らしくなるところが一番の感動ポイントです。





第2位:「リトルストライカー」

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ハリーポッターの魔法の杖、戦隊ヒーローの変身グッズ、魔法のコンパクト、子供なら使って見たいですよね。


自分の隠れた才能を開花してくれる便利なスイッチのような感覚で使えるからではないでしょうか。


この映画の主人公は、緊張感が強く、一人の時は上手なサッカーも、メンバーの中でプレーしようとすると足がもつれ、うまくできません。


主人公は自分の欠点は知っているもサッカーが大好きです。


学期初めに、学校のサッカーチームの加入テストを掲示板に張り出している瞬間を目撃します。


主人公はテストを受ける人数が少なければチームに入れると考え、掲示板の目立たないところにお知らせを隠します。


加入テストにはぎりぎりの人数しか集まらず、見事加入。


しかし、掲示板の目立たなところに張り替えたことを何故かいじめっ子に発覚し、リンチにあいそうになり、路地裏へ逃げ込みます。


そこでホームレスの老女から廃屋に隠れるよう手引きされ難を逃れます。


助けてもらったことに感謝し立ち去ろうとすると、老女の住処で古いサッカーシューズに目を奪われます。


聞けば、有名な選手もはいた魔法のシューズとのこと。


老女から魔法のシューズをもらい受け、帰宅。


それから身の回りでいいことばかり起き、ついにはサッカーもプレーで得点を挙げる活躍を見せ、チームのストライカーになります。


しかし、大事な試合の前に、快く思っていなかったいじめっ子のチームメイトに魔法のシューズを捨てられ普通のシューズで試合に出ることになります。


以前のように足はもつれ、チームは得点が出ずピンチを迎えます。


試合の後半に入る前に魔法のシューズの元の持ち主が盲目のパンフレット売りだったことを知らされます。


老女の息子だった彼は、有名なサッカーチームのマスコットボーイでした。


病気で失明するまで老女はこの魔法のシューズで息子を励ましていたのです。


当時は、ただうそをつかれていた事が許せず、老女とケンカ別れをしたままだと聞かされます。


主人公は、この話を聞いて自分の今までの活躍は実力だった事に気づきます。


後半は得点を繰り返し逆転させ主人公は有名チームからスカウトも受けます。


自分に自信がないとき、友達の応援や、お気に入りの音楽で元気が出せることもあると思うのですが、息子を思いやった母親のウソほど強力な魔法はないんですね。


お母さんてすごいですね。

第3位:「フラッシュダンス」

フラッシュダンス (字幕版)

1983年公開のミュージックビデオ方式で作られた映画で、80年代の懐かしい洋楽が楽しめます。


実在の人物がモデルとなったストーリーはたくさんの当時の若者に影響を与え、ダンスを志す人が続出したそうです。


日本では堀ちえみさん主演のスチュワーデス物語の主題歌として映画のヒット曲を使用したり、トム・クルーズ主演の映画トップガンの製作方法にも大きな影響を与えたと言われています。


主人公はプロダンサーを目指す10代の女の子です。


身寄りがなく、倉庫を改装して一人で犬と暮らしています。


昼間は製鉄所、夜はキャバレーでダンサーとして働いて生計を立てています。


キャバレーには同世代でプロのアイススケーターを目指すウェイトレスの友達と、その彼氏でコメディアンを目指す即席コックがいます。


みんなそれぞれ夢を追い互いに励ましあっています。


そのキャバレーに製鉄所の社長が客としてやって来て、主人公のダンスを気に入ります。


社長は昼間は自分の会社で働く従業員と知ると、職場で何度もデートに誘い、そのたび主人公に断わられます。


しかし、他のキャバレーからの無理な引き抜きから主人公を守ったのをきっかけに付き合いだし、社長は主人公がバレエ学校に入学することが夢だと聞かされます。


偶然、バレエ学校にコネがあり、内緒で主人公の為におぜん立てします。


それは、バレエ経歴のない彼女に不利な書類審査が通過できるための口添えにすぎず、主人公は実力で勝負できないと思い込み、ケンカ別れします。


しかし、思い直した主人公は実技試験を受けに行き、ブレイクダンスなどを披露します。


正当なバレエ学校では異例のダンスでしたが見事合格します。


とにかく、ダンスシーンは見ていて感動しっぱなしです。


また、主人公の追い詰められていく心情には心が痛くなりました。


仲間が夢に挫折していく姿に恐れを抱いたり、キャバレーのダンサー仲間がいつの間にか年をとって踊る場所はこのキャバレーしかないこと目にし焦りを感じるのです。


思わず引き込まれ、自分も何かしなくてはと思わされる映画です。

まとめ

アーティストやアスリートを目指すと、食べていけないよ?と言われることや言ったことがある人がいると思うんです。


でも、やっている本人は、生きることの一部のように、それしかないと思ってやっている人がほとんどではないでしょうか?サッカーや野球の選手が観客を沸かせたり、バレエやオペラで観客の胸が感動でいっぱいになるのはなぜでしょう?一生懸命、命を燃やすように活躍する人たちを近くに感じて私たちは彼らに共感しているからではないかと思うのです。


自宅でまずは映画から感動を楽しんでいただけたらいいなと思っています。







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