感動で涙が止まらなく邦画ベスト3
感動で涙が止まらなく映画は洋画にも邦画にも同じ数だけあると思っています。
邦画で思いっきり泣かされた映画の中でも個人的に何度もで見たいと思える作品をランキングにしました。
戦争もの、救助もの、人情ものとジャンルは違いますがすべてにおいて素晴らしいシーンが入っています。
どれも感動するシーンがありますので見る時は傍らにタオルを置いて見てほしいと思います。
第1位:「LIMIT OF LOVE海猿」
海猿映画の二作品目です。
一作品目と二作品目の間にTV版が入っていてその続き的な内容になっています。
海猿は映画にして4本ありますが私がおすすめするのは断然この二作品目です。
海猿というと海難救助というイメージが強いので洋画のポセイドンアドベンチャーを連想しがちですが邦画において最高のスケールで作られていると思える作品です。
救助のシーンは普通にすごいのですが感動するシーンはやはり大輔が環菜にプロポーズをするシーンです。
救助者二人を連れて皆が諦めている時に電話しても本部には繋がらず環菜にかけて繋ぎを取ってもらい全保安官にスピーカーで声を届けて、無事ですと言った後、皆が聞いているとは気付かずに自分の気持ちを伝える。
その本当の心を伝えるシーンに涙しない人はいないと思います。
感動で涙が溢れて画面が歪んでしまいました。
そして大輔が間に合わなくて船が沈んだ後、潜水士達が救助に向かいたいと諦めていない心を見せる。
それだけで涙腺は完全に崩壊しました。
日本の海難救助ものとしてはぴか一に素晴らしいと思います。
第2位:「ALWAYS 三丁目の夕日」
東京タワーができた時代のお話しでどんなものだろうと思っていたのですが実に人情に溢れている作品でした。
主人公は二組の家族で、一組は妻子のあるそれなりに儲けている家族でもう一組は売れない小説家で血の繋がりのない家族。
その二組の家族が笑いながらお向さんをしていて愛情に溢れた昔のご近所付き合いをしていて。
そんな中、目を引いたのは売れない小説家の方、実の子供でもないのに一緒に暮らしているうちに愛情を感じていた茶川は本当の親に会いに行ってなかなか帰ってこない子供が遅くなって帰ってきたのにほっぺを叩いて叱った時、血の繋がりだけが親子ではないのだと思った瞬間でした。
実の子以上に愛情を注いで、サンタを信じている子のために借金までしてプレゼントをあたえて、そして本当の親がやってきたのにその人は金持ちだからとそっちに行けと心にもない事を口にして出て行ってしまったのに追いかけて、車に人間の足で追い付けるわけないのに転んでも名前を呼んで、あぁ家族の愛情ってこういうのを言うのだなと思いました。
このシリーズも連作でまだ続いています。
でもこの一作品目の衝撃が凄かったです。
ラストの夕焼けシーンも息をのむくらいに美しくて拘っていたのが分かるほどでした。
第3位:「永遠の0」
戦争ものの映画で元は漫画だったものの実写版です。
この映画とセットで入っている挿入歌を歌っているサザンオールスターズの蛍も泣ける歌です。
切なくて込み上げてくるものが確かにあります。
戦争ものは怖いイメージが強いので滅多に見ようとは思わないのですが、この作品はなぜか惹かれました。
孫が祖父が特攻をした理由を知るためのお話しで、調べていく内に祖父の事が分かっていくというものでした。
戦争時代に洗浄に出ていた男たちの考え方は現代の人間には分かりません。
死ぬ事がいい事だと思っている考え方はありえないと思えます。
そんな中で祖父は死にたくない、行きたいのだと当然の事を口にするのにそれはおかしい事だと言われて嫌な時代だと思います。
でもそんな中で人との接触を経て、特攻に出た祖父は直前で飛行機を別の人と変えて自分は特攻に散りました。
最後の戦艦に突っ込んでいくそのシーンで胸から込み上げてくるものを感じました。
覚悟を決めて死ぬ時に笑うそのワンシーンだけで泣ける凄いと思いました。
戦争映画でまた見たいと思える映画に初めて会えたと思います。
まとめ
感動する映画は数多くあります。
その中でも何回見ても同じ場面で泣けるというのは本当に感動しているからだと思います。
オチが分かっているのに泣けるのですから、見る人の心を揺さぶるものがある証拠で今回上げた3作品にはそれがいえるものです。
震えるほどの感動をくれたこの作品たちを是非多くの人たちに見て、同じように感動してもらえたらと思います。