運命に翻弄されるが逞しく前に進む!熱い生き方を描くアニメ洋画ランキング
ただハラハラドキドキばかりの単純なアニメ映画ではなく、その主人公に与えられた試練を自分なりに上手く乗り越えることで、その人生をも変えることができる映画っていいものです。
自分の人生を悲観するのではなく、それを使命として受け入れたとき、人は前向きに生きることができるのです。
そんな人生を与えられて生きた主人公が楽しめる、アニメ洋画を3つご紹介します。
第1位:「アナスタシア」

アナスタシアは前向きで愛くるしさのある女性が主人公のアニメ映画です。
とっても今風に描かれているこの主人公の表情の豊かさが楽しいんです。
喜怒哀楽を表現する表情が楽しく、最後までほんとに楽しく見れちゃいました。
ロシアを舞台にしているのですが、雪の街がとても幻想的でロマンチックです。
当時の家やお店を見ることもできて楽しいのですが、なんといっても馬車が走る様が素敵です。
このアナスタシアという女性は、実はロシア皇帝ニコライ2世に関わる人物というところも謎めいていて、惹きこまれるところなんです。
王女という記憶を無くしてしまったけど、それでも運命の導きと、彼女の頑張りが自分の人生を切り開くところがとても素敵です。
じっとしていても何も始まらないから、トライすることが大切と学びました。
戦いや愛情劇などはないけれど、1人の運命の行方を楽しく、軽快に描いていていい映画でした。
やっぱり本当の親の元に子供は帰り、仲良く暮らせるのはいいものです。
早く親が見つかればいいなとアナスタシアを応援してしまうところもまた、ドキドキできるんです。
第2位:「ノートルダムの鐘」

このノートルダムの鐘は、とても醜い男の物語です。
背は低いし顔は不細工、スタイルも悪くて歯もないというほんとに気の毒だなと思う男なんです。
「こんな男、好きになる女なんているわけないよね」と思ってしまうほどのこの主人公は、心が優しいのがなんだか余計に気の毒だなと思うところなのです。
いくら性格が良くても、見た目だけで高い塔の中に入れられているだなんて、やっぱり人は見た目だなと思いました。
でも、彼の性格で惚れた凄い美人に、恋愛ってそういうものなのかなと学べるのです。
このカジモドは、ほんと穏やかな性格だけど、悪に立ち向かうときの勇敢な姿には感動します。
この15世紀のおしゃれなパリの街の人々の活気ある生活の様子がとても楽しく、その街を駆け巡ったり、みんなが一体となって歓喜に沸く様子も感動します。
それにしても、フロローのジワジワと追い込む様は恐ろしく、姿はあまり見せないのに自分が追われて逃げている感覚に襲われるところが面白いんです。
第3位:「ムーラン」

舞台は古代中国が舞台となり、ミュージカル調の場面も取り入れられているのが楽しく、見やすいディズニー映画です。
有名な花木蘭という物語を題材としているのですが、とても分かりやすくまとめているなと思いました。
ロングアニメですが、あっという間に観れてしまうほどに驚き、笑いなどをしっかりと取り入れている面白い映画でした。
ムーランがとっても活発的で、元気な娘なのが見ていてドキドキするんです。
まあ、中国には今でこそそんなには族同士の争いは減ったと思いますが、この当時はいつ侵略してこられるかと毎日が落ち着かない日々を送っていたことが分かります。
いつでも軍からお呼びがかかれば入隊しては訓練をし、戦地へと向かわなければならないところが気の毒です。
このムーランは男装までして広大な戦地で生きるか死ぬかと戦うのですが、その力強さと負けん気には驚かされました。
どんどん強くなるのも、このムーランの知的さも要因となっているなと感じます。
とにかく、先を読む力がとても上手いのです。
これも女性ならではの五感が他の人よりも優れているからかなと思いました。
物凄い数の敵に立ち向かう姿が凛々しく、顔つきもキリッとして、格好いいムーランでした。
また、ディズニーならではのスピード感と滑らかな動きがリアルで、馬に乗って颯爽と走る彼女の姿にスリルを感じます。
色使いも豊かで美しく、大人でも中国の歴史を楽しめる作品でした。
まとめ
主人公に思わず共感してしまうアニメ映画っていうものは、ほんとに観ていて感動します。
自分がその主人公になりきれる感じもして、ますます楽しめるのです。
運命というものをテーマに、それに翻弄される姿も描き、どうしたら成功を掴めるのかという深いテーマを考えることができます。
子供も大人も一緒になって観れる、面白いアニメ映画を楽しんでみるのもいいものです。