プロテインバーって何?その活用法とおすすめ製品の紹介

プロテインバー

プロテインバーは手軽にプロテインなどの栄養素を摂取できる製品です。

名前の響きからつい、トレーニング関係者の特殊な栄養食という印象を持たれがちですが、コンビニやスーパーでも手軽に買えるものも多く、お菓子と勘違いしている方も少なくありません。

今回このプロテインバーの概要をお話しし、どんなものがあるのかを紹介していきます。




プロテインバーとは

プロテインバーとは冒頭でもお話しした通り、プロテインなどの栄養素を手軽に摂取できるようにした食品で、様々なベースの食品にプロテインを始めとした様々な栄養素を配合し袋を開けるだけで無調理、あるいは片手で気軽に喫食できる商品のことを言います。

その手軽さのため、店頭に並んでいても一般食品と同じ(実際に栄養を強化しただけで薬品ではないので同じなのは当たり前なのですが)なため意識して購入することは少ないかもしれません。

そんな身近な存在の栄養補助食品がプロテインバーです。

どんな場合におすすめできるのか

端的に言うと、忙しい人やタンパク質を始めとした栄養補給をしたい人です。

具体的な例を挙げていくと、

  • 朝忙しく自宅で食べる時間がない人
  • 時間的な問題や食欲的な問題で昼食が十分に取れない人
  • 帰宅して夕食を取るまでの時間が長いため職場などで手軽に食品を摂取したい人
  • タンパク質をたくさん摂りたいがプロテインのパウダーを利用するのが面倒な人
  • トレーニングや長時間のランニング、サイクリング中の間食でも栄養にこだわりたい人

以上の方へ特におすすめできます。

もちろんこれ以外の方にもおすすめできるのがプロテインバーになります。

大手以外にも参入はある

現在このプロテインバーは基本的に大規模な食品製造工場を持つ大手企業が発売しているケースは多いです。

実際今回紹介する製品もほとんどが聞いたことのあるような企業からの発売になります。

かつてシリアルバーというジャンルで販売していた製品も健康志向の高まりからプロテインバーへ商品転換する動きも多くあります。

現在の販売状況

現在日本の販売シェアは、三強時代といっても差し支えがない状態で、そこに他の大手企業、小規模企業が参入し販売のシェアを争っています。

この三強は森永製菓とアサヒグループ食品(アサヒビールの傘下企業)そして大塚製薬で、いずれもスーパーやコンビニなどの一般的な量販店で販売されています。

更に今回は紹介しませんが、海外の企業もプロテインバーを製造していることから個人輸入によって入手、摂取しているケースもあります。

このように国内で大きなシェアを持つ企業がありながらも国内外の様々な企業が製造に参入しているのが現在の販売状況です。

次の項目から具体的な製品を紹介していきます。




おすすめ1:inバー

inバー プロテイン グラノーラ ココア (12本入×1箱) ココアとバナナの風味を楽しむグラノーラタイプ 高タンパク10g 低脂肪

製菓等の食品大手である森永製菓が製造するプロテインバーのブランドです。

かつてアメリカの大手サプリメントブランド、ウィダーのブランドで販売していた経緯があります。

そう言った経緯もありプロテインバーとしての実績が十分あること、アスリートにも供給され、それらの情報も製品にフィードバックされていることから商品力も高いです。

プロテインバー三強の一角でもあり、スーパーやコンビニなどでも販売されており、簡単に入手できる製品です。

特徴

製菓を得意とする森永製菓が手掛ける製品という特徴から、お菓子のように食べやすく味もベイクドチョコ、ウェファーバニラ、ウェファーナッツ、グラノーラ、グラノーラココア(2019年1月現在)など豊富なラインナップを誇り、飽きが来ません。

それでいて1本に10gのプロテインを始めとした各種ビタミンを配合した製品となっています。

更に脂質も抑えており、菓子特有の余計なカロリー摂取を予防してくれる特徴もあります。

おすすめ2:1本満足バー

アサヒグループ食品 1本満足バー シリアルブラック糖80% オフ 1本×9本

アサヒグループ食品が手掛ける製品です。

もともとシリアルバーとして商品展開を行っていましたが、競合する森永製菓の動きを受けて同ブランド名でプロテインバーの製造も手掛けるようになりました。

もともとハードなクランチをふんだんに使い、食べ応えのある製品であることで食感の空腹を軽減にも十分期待できる製品群でもあります。

特徴

食べ応え十分であることも特徴ですが、プロテイン含有量が1本当たり15gとかなりの量を誇り、更に必須アミノ酸も含まれていることから、空腹軽減と栄養補給の両方を解決することができるのが特徴です。

そう言った特徴から大変な人気があり、現在チョコとヨーグルトのみの製品展開でありながら、時々供給不足による出荷停止になるほどの人気を誇っています。

おすすめ3:ソイジョイ

大塚製薬 ソイジョイ アーモンド&チョコレート 30g×12個

ソイジョイは大塚製薬が手掛けるプロテインバーです。

大塚食品はもともとカロリーメイトなどの栄養食品のノウハウがあり、カロリー補給からプロテイン補給の栄養補助食品として投入したのがこのソイジョイになります。

プロテインバーの三強の一角を占めており、栄養補助食品の日本でのパイオニア的な存在からも目が離せないブランドです。

特徴

他の製品が動物性のプロテインであるのに対し、大豆からの植物性プロテインを使用しています。

吸収の点でやや弱いという欠点を指摘されることもありますが、ダイズイソフラボンや食物繊維など従来のプロテインバーにはない成分をふんだんに配合しているのと非常に豊富なラインナップ(10種類※2019年1月現在)を誇っているのが特徴です。

おすすめ4:SIXPACK

キャンディー製造などでおなじみのUHA味覚糖が手掛けるプロテインバーがSIXPACKです。

キャンディーなどの製菓に強みを持つことから、そのノウハウを生かして2018年に新規参入してきました。

製造ノウハウの他に日本体育大学准教授のバズーカ岡田氏を監修に迎えて品質の向上にも取り組んだ新興ブランドです。

特徴

袋を開封してそのまま食べるスタイルとやや異なり、板チョコのように六分割されている板状のプロテインバーを割って食べるスタイルになります(名前の由来はここから)。

プロテイン含有量は20gと大手の製品の中でもトップクラスとなっており、一日に必要なたんぱく質の1/3を摂取することができます。

後発ブランドとしての強みを生かし、他社の弱点や欠点を補完する試みがなされているのが特徴です。

おすすめ5:プロフィットささみプロテインバー

丸善 PROFIT SaSami (プロフィット) ささみプロテインバー プレーンタイプ 1箱(20袋入り)(40本入り)[ヘルスケア&ダイエット用商品]

魚肉ソーセージの大手で、食肉加工や魚肉加工などを行う食品大手の丸善食品が手掛けるプロテインバーです。

他の製品が菓子のような形状をしているのに対し、こちらは食肉加工のノウハウを生かした製品となっており半生のプロテインバーです。

特徴

特徴は何といっても味です。

ささみから製造した製品であるため多くのプロテインバーが甘いのに対し、塩味のある製品となっているのが特徴です。

また、魚肉ソーセージのようなスティック状になっていることから食べやすく、プロテインも十分配合され、常温保存も可能という製品となっており、他のプロテインバーにはない特徴を多くもっています。

おすすめ6:HALEO BAR

(HALEO) ブルードラゴン 1パック(200ml) x1ケース(24パック入り) ストロベリー

HALEOは日本で聞きなれない名前のブランドですが、徐々に市販されるようになったブランドです。

現在一部のスポーツ関連施設やスポーツ用品店のみの流通しており、スポーツ愛好家の間で注目されているブランドになります。

今後の展開によっては、プロテインバーの有力ブランドになり得る存在で同ブランドのプロテインは高い評価を得ています。

特徴

保存料、甘味料、フレーバー無添加でBCAAをたくさん含む牛乳由来のプロテインを1本で20g摂取できます。

さらにノンベイクによる製法で栄養素を破壊せずに製造することによって栄養価の高いままで製品化しています。

まとめ

まとめとしてはプロテインバーの市場は大手の企業がこぞって参入する中、新興ブランドも徐々に力をつけてきているといった様相を呈しています。

どこでも手軽にプロテインを摂取出来て、しかも短時間で完食できるというメリットは大きく、今後スポーツ業界のみならず日常生活でも多く目にする食品になり得る可能性は十分あります。






プロテインバー