プロテインバーとドリンクタイプはどっちがコスパが良い?
プロテインバーもドリンクタイプのプロテインも、どちらも1回だけ摂取すればそれでいいというものではありません。
当然、1か月だけ摂取を続ければいいというわけでもありません。
基本的には1日1か月と言わず、いつまでも摂取し続けないといけないものになります。
となると大切なのはコスパです。
ではプロテインバーとドリンクタイプのプロテイン、コスパが良いのはどっちになるでしょうか?
ドリンクタイプは50食分で4000円程度が平均
もちろんドリンクタイプのプロテインといっても、すごくコスパが良いものもあれば、もうちょっと高価なものもあります。
でも、基本的には大体50食分くらいで4000円くらいだと思っておけばおおむね間違いありません。
50食で4000円くらいだと聞くと、すごくコスパが良いように思いますよね。
でも、実はものすごくコスパが良いというわけではありません。
というのも、50食というのは、何も50日分というわけではないのです。
50日分で4000円であれば、1日あたり100円以下になるので、ものすごくコスパが良いです。
でも、プロテインは1日1回だけ飲めばいいものではありません。
人にもよりますが、朝ご飯を抜いてしまう現代人の多くは、1日2回くらいは摂取したいものになります。
そうでないと、たんぱく質の量が足りなくなってしまうのです。
だから50食分というのは、だいたい1か月分くらいになるんです。
この計算だと25日分となりますが、何も毎日絶対朝ご飯を食べないということもないでしょう。
今日はたんぱく質が比較的に足りているという日も、一か月のうちに何日かはあるはずです。
そうすればその日は1回だけでよかったり、何なら飲まなくても良かったりしてきます。
そういう日があることを計算して、1か月分とするのです。
1日130円くらい
1か月分くらいで4000円程度ということになれば、1日あたりにかかってくるコストはだいたい130円になります。
130円と言えば、ちょうど缶コーヒーと同じくらいになりますね。
決してすごく安いわけではありませんが、それでもすごくコスパが悪いわけではないというのが、ドリンクタイプのプロテインになります。
プロテインバーは12本で2000円くらい
プロテインバーも高いものもあれば安いものもあります。
ただよく目にするものでいえば、だいたい12本で2000円くらいというのが相場になっています。
プロテインバーも、プロテインドリンク同様に、1日に1本だとたんぱく質の量が全然足りません。
とはいえ、ではプロテインバーも1日に2本くらいは食べるのが正解なのかというと、そういうわけでもありません。
というのも、やっぱりプロテインバーを1日に2本くらい食べると、糖質や脂質等が気になってきてしまうのです。
プロテインバーの中にはそれが比較的に多めなものもありますから。
なので、ちょっとたんぱく質の量は不安になるけれども、1日1本で計算した方が良いです。
1日160円くらい
1日1本で計算すると、プロテインバーはだいたい1日160円という計算になります。
ドリンクタイプのプロテインのコストが1日あたり130円くらいになりますから、1日30円分、ドリンクタイプのプロテインの方がコスパが良いということになるんです。
30円という全然大したことないように思うかもしれません。
でも、1日30円違うというのが30日続けばどうでしょうか?
30円×30日で、900円になります。
つまり、だいたい毎月1000円くらい、ドリンクタイプのプロテインの方がお得になるんです。
それを1年続けたら、その差は10000円以上になります。
10年続けたら10万円以上違ってくることに。
10万円もあれば、近場であれば海外旅行だっていけるでしょう。
それだけの違いが生じてくるわけですから、意外と差は大きいのです。
差は価格以上にある
そして実はコスパの差は、価格以上にあるんです。
というのも、ドリンクタイプのプロテインとプロテインバーでは、たんぱく質の含有量が違うんです。
ドリンクタイプのプロテインは、少なくとも15グラムはたんぱく質が含まれていることが多いです。
ものによっては20グラム以上も含まれています。
それに対してプロテインバーの場合には、10グラムくらいのものが多いです。
こちらもものによっては20グラム近く含まれているものもありますが、そういうものは3000円以上してくるなど、コストがよりかかる様になることが多いです。
こうしたことからも、ドリンクタイプのプロテインの方がコスパが良いことがわかります。
条件も違っていた
しかもドリンクタイプのプロテインとプロテインバーでは、そもそもコスパを計算する際の条件も違っていましたよね。
プロテインバーは1日1本で計算しました。
それに対してドリンクタイプの場合は2杯で計算。
たんぱく質の量で見るとドリンクタイプが30グラム、プロテインバーが10グラム。
3倍も開きがあるのに、価格はプロテインバーの方が高いのです。
同じように1日1回と回数を決めると、ドリンクタイプのプロテインの1日あたりの価格はもはや100円を切ってきてしまいます。
もしコスパでプロテインを決めたいのであれば、ドリンクタイプのプロテインがおすすめです。
プロテインバーはワンポイントで登板させる
このように、ドリンクタイプのプロテインと比べると決してコスパが良いとは言えないプロテインバー。
ではプロテインバーはどんな時に使うのが良いのでしょうか?
普段使いするならばドリンクタイプの方が圧倒的に良いとなれば、プロテインバーの出番がなくなってしまいます。
もしプロテインバーを使うならば、それはワンポイント登板が良いです。
たとえば、筋トレ後にちょっとお腹が空いている時もありますよね。
そんなときにドリンクタイプの代わりにプロテインバーを入れてあげるのです。
すると、しっかりとたんぱく質を摂取できる上に、さらにおなかも満たしてあげることが出来ます。
あとは寝る前にドリンクタイプのプロテインを摂取してあげるなどして、摂取が足りない分のたんぱく質を補ってあげれば問題ありません。
このようにワンポイントでリリーフさせるのであれば、プロテインバーはすごく頼りになります。
いつも使うとなるとちょっと荷が重いですが、使うのに適したタイミングはあるものなのです。
まとめ買いをして適度に使って行こう
こんな風に、ワンポイントであれば使えるわけですし、プロテインバーは小腹を満たすアイテムとしてはたんぱく質の含有量が圧倒的に高いです。
だから、あれば意外と頼りになるアイテムであることは間違いありません。
ドリンクタイプのプロテインと比べるから、たんぱく質の含有量やコスパの面で頼りなく見えますが、そこと比べさえしなければ魅力的なものなのです。
是非まとめ買いをして、少しでもコスパを良くしつつ、適度なタイミングで使ってみてください。
プロテインバーもこうしてうまく使っていけば、理想の身体づくりがよりやりやすくなっていきます。
まとめ
プロテインとしてのコスパが良いのは圧倒的にドリンクタイプのプロテインになります。
だから、筋トレ後に常用するプロテインとしてプロテインバーを使うのはおすすめできません。
でも時折置き換えるのはおすすめできますし、そうすることで効率的なボディメイクができるようになります。
是非プロテインバーもうまく組み合わせてボディメイクしていってください。