フルマラソンを走るならBCAAを摂った方が良い理由とは?
あなたはフルマラソンを走ったことはありますか?
走ったことがある方なら、フルマラソンがどれだけきついか知っていることでしょう。
フルマラソンはとてもきつい種目なため、万全な状態でスタート地点についたり、パフォーマンスを高めたりすることは大切なことです。
体調を整えて当日を迎え、レース中のパフォーマンスを高めることによって完走することができたり、良い記録を出したりすることができます。
体調を整えたり、パフォーマンスを高めたりするのに役立つ成分がBCAAです。
目次
フルマラソンを完走するには体調を整えることも大切
長距離走の種目には5,000m・10,000m・ハーフマラソン・フルマラソンなどがあり、フルマラソンは42.195km走ります。
42.195kmは、とてつもなく長い距離であり、普段走っていないと完走するのは困難です。
そのため、フルマラソンを完走する、もしくは良い記録を出すには練習する必要があります。
また、フルマラソン当日に向けて体調を整えることも大切です。
体調が悪いと、当然フルマラソンを走るのが更につらくなり、完走できないどころか倒れてしまう可能性もあります。
体調を整えるには、栄養バランスの良い食事する・睡眠をしっかりとる・規則正しい生活をすることが基本になります。
BCAAはフルマラソンの調整に役立つ
フルマラソンを完走したり、満足いく結果を出したりするには体調が良い状態で走ることが大切です。
そのため、フルマラソン当日に合わせて体調を整えると良く、体調を整えることに役立つのがBCAAです。
BCAAは、練習によって傷ついた筋肉を修復する材料になるため、走った後に溜まった疲れを回復する効果を期待することができます。
疲労回復を促すことは体調を整えることに繋がるので、BCAAはフルマラソンの調整に役立ちます。
ですから、フルマラソンを目指して日頃から一生懸命練習している方には、BCAAサプリメントを摂ることをおすすめします。
練習の効果が得られやすくなる
先程話したように、BCAAは筋肉の材料になります。
そのため、ランニング後のBCAAの摂取は効果的で、BCAAを摂ることで筋肉が修復しやすくなります。
運動によって傷ついた筋肉は、修復することによって強くなることができます。
ということは、練習後にBCAAを摂ると、練習の効果が得られやすくなるということにもなります。
フルマラソンを走るために練習を頑張り、BCAAを摂ることによって練習の効果を得やすくなり、走力が高まりやすくなります。
走力を高めることによって、フルマラソンでタイムを縮めることが可能になります。
ランニングでの筋肉の分解を抑える
糖質や脂質は走る際のエネルギー源になることでも知られていますが、もう1つエネルギー源になる成分があります。
それは血中のアミノ酸で、BCAAも走る際のエネルギー源になります。
ハードなランニングをして、エネルギーである糖質や脂質が足りなくなると、筋肉を分解してエネルギー源にしようとします。
筋肉が分解されてエネルギー源として使用されることは、筋肉が減る原因になります。
筋肉が減れば、当然筋力は低下してしまい、筋肉をつけるために一生懸命トレーニングしたことが無駄になってしまいます。
必須アミノ酸であるBCAAを走る前に摂取しておくことで、走っている最中の筋肉の分解を抑える効果を期待することができます。
ランニング中の筋肉の分解を抑えることで、効率的にトレーニングをすることができます。
ですから、フルマラソンの練習にBCAAは役立つのです。
持久力アップ効果がフルマラソンに役立つ
42.195kmという距離は、普段練習しているランナーにとっても長く感じる距離で、ゆっくり走ったとしてもきついものです。
ランニング初心者にとってはもの凄くきつく、完走するのも難しい方もいます。
BCAAは走る際のエネルギー源になる他にも、疲労感を軽減する効果・集中力を高める効果なども期待することができます。
それらのことによって持久力が高まる効果も期待することができるため、42.195kmを走りきることを手助けしてもらえます。
ですから、完走が目標の初心者から、優勝を目指しているエリートランナーまでBCAAサプリメントは役立つものです。
フルマラソンの大会でBCAAを摂るタイミング
ここまでの説明で、BCAAがフルマラソンに最適ということが理解できたかと思います。
では、BCAAの効果をフルマラソンで十分に発揮するには、どのようなタイミングで摂れば良いのでしょうか?
スタート30分前
フルマラソンのスタート30分前にBCAAを摂ることによって、走っている時の筋肉の分解を抑える効果や疲労を軽減する効果、持久力(パフォーマンス)を高める効果を期待することができます。
パフォーマンスが高まるということは、完走しやすくなることや、満足いくタイムが出やすくなることに繋がります。
では、なぜスタート30分前なのかというと、BCAAを摂ると30分後に血中アミノ酸濃度がピークを迎えるからです。
そのため、スタート30分前にBCAAを摂るとよく、BCAAが含まれているゼリー飲料やサプリ、ドリンクなどで摂取するようにしましょう。
レース中
スタート前にBCAAを摂取しても、走っていると徐々にアミノ酸血中濃度は下がっていくので、少しずつBCAAの効果は低くなっていきます。
そのため、走っている時もBCAAを摂るとよく、走っている時にBCAAを摂ることによってBCAAの効果は続きやすくなります。
レース中にBCAAを摂ることで、走っている時の筋肉の分解を抑える効果や、持久力が上がる効果が持続しやすくなります。
それらの効果を期待出来るBCAAですが、薬ではないので過度な期待はしない方がよく、パフォーマンスが高まるために飲むのではなく、エネルギーを補給するために摂っていると思って摂った方が良いでしょう。
レース中は、BCAAのゼリー飲料や粉末などを携帯し、エネルギー切れを起こす前に摂るようにすると良いです。
では、どのようにしてそれらを携帯すれば良いのかというと、ランニングポーチに入れたり、アームウォーマーに挟んだりすると良いです。
ゴール後
BCAAは、フルマラソンをゴールした後にも摂りましょう。
BCAAは筋肉の材料にもなるため、ゴール後に摂ることで疲労回復を促す効果も期待することができます。
フルマラソンは42.195kmもの距離を走るため、ゴールをした後の身体は酷く疲労しており、筋肉は痛みまくっています。
身体は、その状態を回復させようと栄養素を欲しがっているので、ゴール後は栄養が吸収されやすくなっている状態でもあります。
ですから、その状態の時に疲労回復効果を期待できるBCAAを摂ると効果的なのです。
休養期間もBCAAを摂りましょう
フルマラソンを走った後は身体が酷く疲れているため、多くの方はしばらく休養することでしょう。
走らないで休養している時もBCAAを摂ると効果的で、休養期間にBCAAを摂ることによってフルマラソンで疲労した身体の回復を促進させる効果を期待することができます。
回復が早まることで、また元気に動くことができるようになるので、フルマラソン後の休養期間もBCAAを摂ることをおすすめします。
まとめ
フルマラソンの時にBCAAを摂ることで、フルマラソンを走るのを手助けしてもらえる効果を期待することができます。
そのため、スタート前と走っている最中に摂ると良く、疲労回復を早めるためにはゴール後にも摂ることが大切です。
そして、フルマラソンを走った後の休養期間にも摂るようにしましょう。
フルマラソンを走った後の数日は身体が痛いので、その苦しみからなるべく早く抜け出すためにもBCAAを摂りましょう。