スーツケースにベルトが必要な理由は?注目したい4つのメリット
スーツケースは、旅行や仕事など、さまざまな場面で重宝されている便利なアイテムですが、ベルトをどうするかで悩むこともあります。
「いちいち締めるのが面倒くさくなりそう」といった理由で、使うことをためらってしまう人もいますが、スーツケースベルトにはいろいろとメリットがあるので、ないよりはあった方がベターです。
では、スーツケースベルトを使うことで得られるメリットについて、詳しく説明していきましょう。
防犯を強化できる
スーツケースを使うときに気になってしまうことといえば、「泥棒の被害に合わないだろうか」ということです。
勝手に開けられて中身を持ち去られるような事態は避けたいところですが、海外へ旅行に行ったときなどは、なにが起こるかわかりません。
心無い人はどこにでもいるもので、旅行中の盗難被害というのは、決して珍しいものではないのです。
大事な荷物を盗まれないようにするためには、スーツケースの防犯対策が重要になってきます。
スーツケースベルトは、そのために役立つものです。
しっかり鍵をかけることはもちろん大切ですが、そこにスーツケースベルトをプラスすれば、さらに防犯を強化することができます。
面倒なのは泥棒も同じ
スーツケースベルトの使用をためらってしまう理由のひとつには、「つけたり外したりするのが面倒くさそう」というものがあります。
確かに、開け閉めのための作業がひとつ増えることになってしまうので、スムーズで素早い動作を重要視するなら、よいイメージは抱きにくいものです。
しかし、そのようなデメリットを感じるのは、使う本人だけではありません。
旅行者の荷物を狙っている泥棒も、「スーツケースベルトは面倒くさい」と感じているのです。
スーツケースの中のものを盗み出すとき、あまりモタモタしていると、誰かに見つかる可能性が高くなります。
そのため、スーツケースを漁る泥棒は、なるべく開けやすそうなものを選ぼうとします。
つまり、余計なベルトなどがついておらず、簡単に開けられそうなものをチェックするわけです。
スーツケースベルトが巻いてあるものは、無駄な時間をとられることが予想できるため、ターゲットから外れやすくなります。
盗難被害を防ぐなら、そうしたベルトの効果をしっかり利用していきましょう。
鍵の代わりになる
スーツケースベルトには少し面倒なイメージもりますが、何らかの原因でケースが閉められなくなったときは、かなり役立つアイテムです。
旅行などでスーツケースを使っていると、鍵やファスナーなどが破損することがあります。
そんなことになれば、いくら閉めたておきたくても、簡単には閉めることができません。
とはいえ、常に開け放ったまま使うわけにはいかないので、その場で修理はできなくても、応急処置くらいはしておきたいものです。
そんなときは、ベルトを使うのがおすすめです。
スーツケースベルトがあれば、壊れて閉められなくなったとしても、締めつけて押さえることができます。
ギュッと強くベルトを引き絞れば、簡単に開くようなことはないため、十分な応急処置になるのです。
スーツケースが閉まらない状態では、安心して旅行を楽しむこともできなくなるので、もしものときの対策は、きちんと考えておきましょう。
ガムテープより優秀
開けっ放しのスーツケースを閉じたいときは、「ガムテープでぐるぐる巻きにしてしまえ」と考える人もいますが、それはあまりよい方法ではありません。
確かに、ガムテープを何重にも巻いておけば、とりあえず閉じておくことは可能です。
しかし、あまり厳重にテープを巻いてしまうと、開けるときはかなり苦労することになります。
1回巻いたくらいでは心許ないため、移動の途中で中身がこぼれないようにしたいときは、何度も何度も巻きたくなるものです。
開けるときは、それをすべて剥がさなければなりませんが、厳重にすればするほど作業は困難になり、無駄に時間を費やすことになってしまいます。
しかも、再度閉じる必要がある場合は、もう一度グルグルとテープを巻きつけなければなりません。
それほどの面倒を避けるためには、スーツケースベルトをぜひ使ってみてください。
常に巻いておくと面倒に思えることもありますが、開け閉めのたびにガムテープと格闘するよりは、ベルトをつけたり外したりする方がはるかに楽な作業です。
鍵が壊れたときはイライラしてしまうことも多いので、それ以上余計なストレスを増やさないためにも、しっかりベルト用意しておきましょう。
空港では破損に注意
スーツケースベルトは、空港で活躍することがよくあります。
海外旅行にスーツケースを持って行くときは、空港で雑な扱いを受けたことが原因で、鍵が壊れてしまうことも多いのです。
そのときにベルトがないと、きちんと閉めることができないため、中身をばらまくような事態になることも考えられます。
しかし、スーツケースベルトを巻いておけば、たとえ鍵が壊れたとしても、簡単に開いたりはしません。
空港に行けば必ずそうなるわけではありませんが、乱暴な扱いによる破損は十分に起こり得る事態なので、対策は必要になります。
スーツケースベルトの購入を迷っている人は、空港に持って行くかどうかで判断するというのも、ひとつの方法です。
よい目印になる
スーツケースベルトを使用したときのメリットは、防犯に関することだけではありません。
泥棒が盗みにくい状態にすることや、開けっ放しにしないことも重要ではありますが、「見分けがつきにくい」というのも、スーツケースを使うときの無視できない問題のひとつです。
スーツケースは、どれも似たような印象になってしまうことも多いため、自分のものをすぐに判別できないことがあります。
多くのスーツケースが並んでいるような状況だと、実はすぐ近くにあることに気づかず、見つけるまでにやたらと時間がかかったりします。
また、判別が難しいと、他人のものを自分のものだと思い込んでしまい、大失敗をすることも考えられるのです。
たくさん並んでいる中から正確に自分のスーツケースを選び出すためには、少し工夫が必要になります。
そこでおすすめなのが、ベルトを目印にする方法です。
スーツケースベルトには、さまざまな色や柄があるため、なるべく目立つものを選んで使うようにすれば、たくさんの荷物が並んでいても、困ることはありません。
主張の激しい色を目印に探せば、簡単に自分のものを見つけることができるのです。
他にはあまりないような色や柄を選んでおけば、間違えて人のものをつかんでしまうこともなくなります。
おしゃれができる
スーツケースベルトの少し意外なメリットとしては、「おしゃれを楽しむことができる」というものがあります。
色や柄が豊富で、いろいろなデザインがあるため、単純に目立たせるだけでなく、自分の個性を出すこともできるようになっているのです。
カラフルなレインボーカラーや、キャラクターの絵がついたものなど、特徴的なデザインを採用したものも多く出ているので、目印としての役割だけでなく、ファッション的な要素も含めて選んでみてください。
お気に入りのベルトを巻いておけば、スーツケースを楽しく使うことができます。
まとめ
スーツケースベルトは、少し面倒なイメージもあるため、「なくても別に困らないだろう」と軽く考えてしまい、あえて使わない人もいます。
しかし、実際にはベルトを利用することで得られるメリットも多くあるので、安易に切り捨ててしまうのはよくありません。
ここで紹介したメリットの中で気になるものがあったときは、ぜひ購入を検討してみてください。