パソコンも入れたい?パソコンをキャリーバッグとともに運ぶ際の持ち運び方
ノートパソコンを出張や旅行に持って行きたいと考える人も多くいるでしょう。
その際には、ノートパソコンもキャリーバッグに入れたいと考えるはずです。
でも、キャリーバッグにノートパソコンを入れるのはアリなのでしょうか?
ここではそんな、パソコンをキャリーバッグとともに運ぶ際の持ち運び方について紹介していきます。
キャリーバッグにノートパソコンを入れると壊れる
キャリーバッグには、だいたいなんでも入ります。
もちろんそれは大きさにもよるのですが、外に持ち運ぼうと考える位のノートパソコンであれば、キャリーバッグの中にも入るでしょう。
でも実は、ノートパソコンをキャリーバッグに入れて持ち運ぶというのは、NGな行動なのです。
というのも、キャリーバッグにはすごく振動が加わります。
日本の道はもちろんのこと、世界中どこの道も、だいたいある程度はでこぼこしているものなのです。
そうしてある程度でこぼこしているところをタイヤで移動するわけですから、そのでこぼこによる振動をすごくうけるといえるのです。
だから、ノートパソコンをキャリーバッグに入れて運ぶというのはまず避けた方が良いでしょう。
パソコンは振動に弱い
パソコンというのは、実はすごく振動に弱いものなのです。
たまにノートパソコンを起動中に動かして、地面にはげしく置いたりすると、右下の方にハードディスクのプロテクトがどうのこうのというアナウンスが出ることがあります。
それが、パソコンがいかに振動に弱いかということを証明しています。
ちょっと移動させて、ちょっと置いたくらいで、敏感にハードディスクを守ろうとするのです。
そんな弱いものに、移動の振動をずっと浴びさせていたらどうなるでしょうか?
まず間違いなく壊れてしまうと言えるでしょう。
だから、基本的にはキャリーバッグの中にノートパソコンを入れて持ち運ぶというのはおすすめしません。
ノートパソコンのバッグに入れてもだめ
もちろんノートパソコンのバッグに入れていたとしても、キャリーバッグにいれるのはだめです。
ノートパソコンのバッグには、多少のクッション性があります。
でも、多少のクッション性があっても、キャリーの中の振動には耐えることができないのです。
ノートパソコンをキャリーに入れようと思ったら、多くの人が、裸ではなくこうしたバッグに入れて入れようとするとは思いますが、それもNGなので、裸ではないから大丈夫だろうと思わないようにしてください。
ノートパソコンをくるんで入れるのもだめ
ノートパソコンにかかる振動がダメなのであれば、振動がいかないようにすればよいと考えて、ノートパソコンをふわふわのタオルなどでしっかりとくるんで入れようとする人もいます。
でも、そうしてタオルなどでくるんでいても、キャリーバッグにかかる振動はパソコンに伝わってしまうものです。
バッグでもダメなのですから、当然タオルでくるんでもだめなのです。
それは確かに大きな振動はなくなるかもしれません。
キャリーバッグ内で何かに強烈にぶつかるという事もなくなるかもしれません。
でも、ゆれることには大体の場合で変わりはありません。
だから、タオルにくるんでキャリーバッグに入れるというのも避けた方が良いでしょう。
キャリーバッグは乱雑に扱われることもある
キャリーバッグは、乱雑に扱われることも多いものです。
たとえば空港などでは、宅配便の仕分けかと思うくらいに乱雑に扱われることが多いです。
特に海外では、すごく乱雑に扱われてしまうでしょう。
だから、いくらタオルでプロテクトしていたとしても、どうしてもダメージをうけてしまうのです。
そもそもの大元のキャリーバッグが投げられたりしているのに、中身のパソコンはノーダメージということはまずないでしょう。
そういう扱いをされることもあるのだと理解して、キャリーバッグからはノートパソコンは出しておきましょう。
上において移動させるのも避けるべし
キャリーバッグは、持ち運ぶさなか、その上に物をのせて移動する事も出来るものです。
ハンドルが伸びるので、そのハンドルとキャリーバッグの上部の間に乗せるようにすれば、意外とリュックサックくらいであれば乗せることができるのです。
それくらいのものが置けるのですから、当然そこにノートパソコンを入れたバッグを置くこともできます。
でも、当然ながらそれも避けるべきです。
上においたとしても中にいれたいたといしても、キャリーバッグの移動中の衝撃を受けてしまうということにはなんら変わりはありません。
だから、どうしてもダメージは受けてしまうのです。
むしろ、外においてある方が更にダメージを受けやすいと言えるでしょう。
上部に行けばいくほど揺れは大きくなっていきますから。
倒れた時の不安も大きい
そうして上部にノートパソコンを置いて運ぶことには、倒れた時へのリスクも大きいと言えます。
キャリーバッグは、ふとした拍子に倒れてしまう事もあります。
ノートパソコンは衝撃に弱いのですから、もし倒れてしまったらそれは間違いなく致命傷だと言えます。
そしてそのダメージも、上においている時の方が中に入れてある時よりも大きくなるでしょう。
もちろん中にいれてあっても倒れた衝撃はすごく大きく、ダメージは大きなものとなるのですが、それでも外にある時よりはもう少しだけましになるでしょう。
外にある方が、倒れる位置も高いですし、キャリーバッグというクッションがなくダイレクトに地面にぶつかるわけですから、余計にダメージは大きくなります。
キャリーバッグの中から、ノートパソコンのバッグやタオルとキャリーバッグで2枚クッションがありますが、キャリーバッグの外ではキャリーバッグのクッションはありませんから。
キャリーとは違うバッグに入れて運ぶの正解
ノートパソコンをキャリーバッグとともに運びたいと思ったら、その時には、キャリーバッグとは違うバッグに入れて運ぶのが正解になります。
そしてそのバッグは、キャリーバッグに乗せたり、キャリーバッグの中にいれたりすることなく、しっかりと手でもって移動するようにしていきましょう。
そうすると、自然とノートパソコンを振動から守れるようになり、キャリーバッグとともに運んでもダメージなく運べるようになるでしょう。
カバンの選び方も重要
ただ、注意点もあります。
それは、それもなるべく振動が少ないバッグを選ぶという事です。
たとえば大きさの全然あっていないリュックサックにいれて移動していたとします。
そうしたら、自分が歩く振動で大きく揺れてしまう可能性が高くなります。
それでは結局あまり意味がなくなってしまうでしょう。
なのでそうならないように、しっかりとサイズの合ったものを選んでいってください。
また、出来れば両手がフリーになるものが望ましいです。
キャリーバッグは、片方の手で移動させるものです。
だから手で持つタイプのバッグだと、それで両手が埋まってしまう事になります。
それでは何かの拍子でバッグを落としたりする可能性も出てきますので、出来れば背負うタイプかメッセンジャーバッグのように身体に巻きつけるタイプのバッグを選んでください。
まとめ
キャリーバッグとともにパソコンを運びたいときには、色々と気をつけないとならないことがあります。
それくらいに、パソコンというのは精密機器だという事です。
中にはパソコンを持ち運べるというようなことを売りにしているキャリーバッグもありますが、念には念をいれて、そういうものを使用するのも避け、別で持ち運んだ方が良いでしょう。