両開きが基本?両開きのスーツケースにデメリットってある?
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スーツケースを買う際には、何となく両開きのスーツケースを選んでいるという方が多いでしょう。
確かに両開きのスーツケースは、開いた際に中身も見やすいですから、使いやすさを感じることはあります。
でもそんな両開きのスーツケースにも、デメリットはあるものなんです。
ここではそんな両開きのスーツケースのデメリットについてみていきます。
両開きのスーツケースは開ける際に幅をとる
両開きのスーツケースは、開くとスーツケース二つ分くらいの幅をとることになりますよね。
それが意外と邪魔くさい時もあるものです。
日本国内の移動であれば、そもそもあまり激安の狭いホテルなどに泊まろうと思うこともないでしょう。
安くても割としっかりとしたホテルなどもありますから。
でも、海外の場合は話が違ってきます。
海外だとそもそも行くまでにコストもかかってきますから、できるだけホテル代を節約したいと考える方もいるものです。
しかし海外でホテル代をケチってしまうと、本当にすごく狭いところに泊まることになることもあるんです。
そしてそんなすごく狭いホテルの場合、両開きのスーツケースを開こうとしたらもう足の踏み場がなくなるなんていうことも全然あり得ます。
そうなったらやっぱり快適とは言えません。
でもこれが両開きではない場合、中身も取り出しやすいですし、幅もそこまで取りません。
狭いところで開けるシーンは割と多い
ホテルのように狭いところでスーツケースをあけるというシーンは割と多いです。
たとえば電車やバスの中、あるいはタクシーの中でスーツケースをあけたいとなった場合、その大きさはまず邪魔になります。
でも、実際にはたとえば何かをスーツケースに入れっぱなしにしていたりして、そういうところでこそ開けないといけなくなることはあるものなのです。
スーツケースに加えて何らかのサブバッグも持っていくという場合には話は別になってきます。
そっちのカバンによく使うものを入れておけばいいだけですから、外で開けたいと思うことはそうそうありません。
でも、そうではなくスーツケース以外にカバンをもっていかないという場合にはそうなることも多いんです。
中身を取り出すのも大変
両開きのスーツケースの場合は、しっかりと全開に開けないと中に何が入っているのかを確認することができません。
これが片面開きの場合には、そこまで全開にしなくても中身が見えたりします。
だから、前回にしなくても簡単にものを取り出すことができるんです。
スーツケースの中というのは、あまり人に見られたいものではありませんよね。
たとえば中に下着が入っていたりすることもありますから。
それを不特定多数の人の目に入るようなところで大っぴらには開きたくないということも多いものです。
でも、片面開きであれば、中身を見られることなく中身を取り出すことができるわけですから、そういう人でも安心して使うことができます。
もちろんそういう下着的なことではなく、セキュリティ的な面で考えても、それは安心ですね。
特に海外では危険が多い
日本の場合は、別に中に現金が見えたところで、大した問題にはなりません。
もちろん警戒はしないとなりませんが、それでも海外と比べたら全然です。
でも海外の場合は、もし中身に現金や、あるいは現金でなくとも金目のものが見えたりしたら、そのスーツケースごとすってやろうと考える人がたくさんいます。
だから、なるべくみせないようにしないとなりません。
やはり特に海外に行くことが多いという人には、片面開きのスーツケースがおすすめになります。
両面開きだと詰めるのにも時間がかかる
両面開きの場合、中にモノを入れるのにも時間がかかることが多いです。
片面開きの場合は、基本的には片方にしかものを詰めませんから、そこまで時間がかかることはありません。
しかしこれが両面開きの場合、両面にモノを詰めることになりますから、「どれをどっちに入れて、これはこっちに入れて」と、しっかりと考えて収納しないとならなくなります。
それでは、すごく収納に時間がかかるんです。
もちろん、適当に入れてしまうこともできますが、片面開きと比べて、両面開きで適当に詰めてしまうとより見つかりづらくなります。
だから後で後悔することになる可能性は高い。
それならばやっぱり最初から丁寧に詰めていきたいところですね。
でも丁寧に両面開きに詰めるとすごく時間がかかる。
これはやっぱりデメリットになるんです。
忙しい人にはあまり向いていない
詰めるのに時間がかかるというのは、忙しい人にはおすすめできないということ。
ある程度時間を作りやすい人であれば、多少荷物を詰めるのに時間を割くこともできるでしょう。
しかしたとえば帰宅がいつも夜22時ごろになってしまって、旅行の出発が朝の6時とかいう場合、やっぱり荷物をつめるのに時間をかけるわけにはいきません。
日々帰宅がそれだけ遅いとなると、少しずつ詰めていくというのも難しいものです。
そもそも旅行で使うものというのは、当日の朝にも家で使ったりすることもありますから、当日までは荷物を完璧に詰めるのは無理なところもあります。
詰めるのに時間がかかるようであれば、それを見越して早く動き出さないとなりません。
でも前日の夜が遅いとなると、それをするのも困難になる。
だから少しでも早く詰められて、かつ旅行先でもそこまで困らないような、片面の開きのスーツケースがおすすめになるんです。
両面開きは外収納がないことが多い
両面開きのデメリットとして、もう一つ挙げられることがあります。
それが、外収納がないということ。
外収納とはたとえばポケットのこと。
これがついていれば、比較的によく使いそうなものはポケットに入れておくということも可能になります。
それがないからこそ、いちいち全開に開かないと中身を取り出せなかったりするんです。
でも残念ながら両面開きの場合にはそれがないことが多い。
外収納があれば他のバッグはいらなくなる
もし外収納があれば、そこによく使うものを入れておけるわけですから、他にバッグはいらなくなります。
財布やスマートフォンだけポケットに入れておいて、あとよく使うものはその外収納に入れる。
そして着替えなどを中身にする。
そういう分け方をすれば、他にバッグはいらないですよね。
折角旅行に行くのに、バッグを何個も持っていくというのはなかなか面倒なものです。
バッグはかなり幅をとりますから、それを収納するのは大変。
かといってスーツケースのほかにそうしたバッグを持っていくのもやはり荷物が多すぎてうんざりすることになる。
だから、出来れば外収納はついているスーツケースを選ぶのがおすすめです。
もちろん人によっては他にバッグを持っていないと落ち着かないということもあるでしょうから、全ての人にそれがおすすめなわけではありませんが、荷物は少ないに越したことはありません。
特に普段荷物があまり多くはないという方には、外収納付きのスーツケースはすごく合っています。
まとめ
両面開きのスーツケースを持っている人も、最近では昔に比べて減ってきたように思います。
世間がミニマル化していきつつある現代ですから、やはりこうして余計な荷物を減らすことができる片面開きのスーツケースが人気になるのもうなずける話です。
盲目的に両面開きを選ぶのではなく、こうしたデメリットもきちんと考えてから判断してみてください。