1泊2日サイズのキャリーバッグで3か月の世界一周はできる!?

キャリーバッグ

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おしゃれに旅行したいけれど、荷物は少なくするのがモットーという方におすすめです。

あたかも現地で住んでいる日本人が国内旅行をしているかのような装いで世界一周してみました。

使用したキャリーバッグは1泊2日対応サイズ(大体縦45cm横80cm幅25cmほど)のソフトケース、黒の合成皮革、車輪2個付き、バッグ上部のチャックで開け閉めするタイプです。

外側横に9cm×5cmほどの同式ポケットが2つついております。

街角の雑貨屋さんでエナメル調のあつらえと、おしゃれでかわいいデザインに一目ぼれして世界一周旅行の3年ほど前に購入しました。

当時は国内旅行のお供でした。



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世界への挑戦

1泊2日サイズのキャリーバッグで3か月の世界一周はできる!?

答はイエスです。



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きっかけ

まず、このキャリーバッグを選ぶきっかけとなった旅行をご説明します。

バッグパックで1か月間、日本を電車で巡る旅をしたことがきっかけです。

一人旅が大好きなのはもちろん、旅行準備中のトラベルグッズ厳選段階も私にとって最も楽しい時間です。

ちなみにバッグパックといってもいかにも、アウトドア風のハットや靴、バッグを選ぶことはなく、Admiralの銀色バッグと紺色UNIQLOスリムパーカーでカジュアルかつシンプルな服装をしていました。

大がかりでない恰好のメリットは移動が簡単、これに尽きます。

電車といえども駅のホームまでの階段の上り下り、地方とはいえラッシュ時の混雑の中をバッグで体がもっていかれないようにするなど意外と荷物に対して気を配る機会は多いものです。

1か月の旅行でハイキングや、知らない土地の散策、自転車に乗る機会があろうものなら、体力勝負となってきます。

そんなとき、軽めのバッグ一つで手が空いていると余計な心配がいりません。

当時は関東から北陸の温泉めぐりを楽しみにしていたので、荷物の置き場所にも困らないバッグはお供と呼んでふさわしいものでした。

この1か月の旅行でコンパクトかつ地元人を装う旅行のHOW TOを身に沁みこませたと言っても過言ではありません。

荷物の容量

世界一周の始発は当時滞在国のオーストラリアでした。

つまり3か月の間に南半球と北半球を移動するので夏と冬をまたぐ形となります。

当然荷物は季節にあわせて必要でしたし、日本国内と勝手が違うのは、自分の荷物に常に目を見張っていないといけないという緊張感です。

服装について夏物は薄いのでかさばりませんが、お気に入りだけれども捨てられるもの、冬物はUNIQLOのヒートテックや使い捨てカイロで問題ありませんでしたし、荷物も少量で済みます。

ちなみに、当時はデジカメを使用していましたが、特にこだわらなければ近年質のいいタブレットや、スマートフォンで代用もできます。

必要なものは現地で買うという選択肢があります。

ソフトケースの良い点は、化粧品といった液体物など現地購入した場合に物が一時的に増えたとしても、変形で対応ができる点です。

ちなみに余談ですが、化粧品は慣れたものがいい、つまり長期で考えると、液体容量と預け入れ荷物の関係性から機内持ち込みサイズで納めるのが不可能と思われるかもしれません。

そこでおすすめなのが、オーストラリアやヨーロッパなどオーガニック系の化粧品が発展しているところに訪れる際に、敏感肌用の化粧品を試してみることです。

話は戻りますが、荷物が減った場合はキャリーバッグがかなり薄くなるので、カンボジアでバイクにひょいと乗れることや電車などで場所をとらないのもよかったですね。

現地人を装う

キャリーバッグを含め装いのポイントの1つとなるのが、いかに現地人に近くなれるかということです。

日本からの旅行者の荷物イメージはなんだと思いますか?

ハードケース、バッグのバンド、質のいい電気機器。

一見荷物の安全性や旅の思い出に必須だと思われますよね。

しかし、残念ながら楽しいばかりといかないのも現状です。

しっかり用意された上記3点、近年耳にする海外空港職員による盗難事件や海外の事件に巻き込まれる標的のサインともなりかねないのです。

いかにも旅行者という恰好は海外では、よほどの注意を必要とされます。

もちろん時に、荷物の内容によってはハードケースが必要となる場合もありますが、あえてここではミニマム旅行視点でお送りしております。

ただし、ずっと旅行するのに、おしゃれはしたいですよね。

そこで、国内旅行でもしているかのような在外邦人をなりすませるコンパクトなアイテムを選ぶことがおすすめです。

自力で扱えるサイズかつお気に入りのものが適しています。

日本国内で友達と少しカジュアルに会う時のような装い、それ1つで大体の機能がまかなえるもの、旅行用と気負わず、選んでみましょう。

そこに防犯となる要素を少し盛り込んでみましょう。

普段着ているもの、持ち歩けるものがリストに入ってくるのではないでしょうか。

機内持ち込み

ポイントの2つ目は、Check In (飛行機内持ち込みが)できるソフトケースであることです。

世界一周にも方法は色々ありますが、私の場合は飛行機と電車、バスが主な交通手段でした。

ご存知の通りもっとも荷物に関して気をもむのは空港です。

昨今ではすっかりチェックも厳しくなり、やれブーツを脱げだの液体にリップは含まれるだの、チェックが2回ありましただの国によっても厳しさが様々です。

人によるのでしょうが、私は自分の持ち物を把握できないこと、つまり分散されたり、どこになにがあるかわからなくなったりという状況にとても不安を覚えます。

1つ1つ厳選した結果かもしれませんが、旅行中に余計な気を遣いたくないというのが一番の本音です。

その為、荷物チェックのクレーンを通るとき1つの大きなトレーに収まるようキャリーバッグ、液体類、時にブーツとイメージ通りに準備したものを置き、無事ボディチェック後のゲートをかいくぐり、荷物達を待つのです。

ここでも、列をなすことなくさっさと準備して、パスポートチェックへ向かうことができます。

話が前後しますが、荷物チェック以前にバッグ機内持ち込みがベストの状態です。

なぜなら貴重な旅行時間、搭乗あるいは出口付近のクレーンで激しく投げられ傷だらけのスーツケースを待つ必要もなくなるからです。

ショック

海外の空港で実際に目にしたちょっとショッキングな場面が3つあります。

1つは、上述したようにぽんぽん、職員はお構いなく投げまくります。

2つには、悲しいかな、滑走路に置き去りにされた小さなキャリーバッグです。

これはこの投げ方にも問題はありますが、積み方、そして落ちたところで全く気にしないカスタマーサービスの質です。

3つに、利用航空便が経由便の際、荷物がなぜか経由地で降ろされてしまい行方不明になることです。

日本ではあまり考えられないようなことが、海外では実際にあり得ることなのです。

繰り返しますが、自分の荷物が身近にある安心感とストレッチの利くソフトケースで荷物置きもスマートに済む点、この2点は国内旅行でも言えることですね。

車輪の重要性

キャリーバッグの論点の1つに車輪が思い浮かぶのではないでしょうか。

デザイン性や軽量バッグと並びとても重要なのがこの車輪のタフさです。

日本の街並みを歩いていて、気づくことが2つあります。

1つに、おしゃべりやゆったりした時間に興じる若い世代、颯爽と歩く会社員、駆け回る子供たちが何の気兼ねもなく、舗装されたコンクリートを踏みしめているなということです。

2つには、ファッションがとても豊かであること、行きかう人がそれはそれはヒールや、磨かれた靴を楽しんでいることです。

さて、海外ではいかがでしょう?

例えば、タイのバンコクなどは東京や大阪と同じようにとても大きなデパートやビルが立ち並び、女性も男性もおしゃれにいそしむ姿が目に入ります。

一転、カンボジアのアンコールワットを訪れた際は、舗装されていない道をバイクの後方に乗車し、水たまりもなんのそのという状況です。

ギリシャではつるつるの大理石の岩山から、パンテオン神殿を眺めます。

そして大喜利のヨーロッパの名物といえば、歴史ある石畳の道道々…ヒールで歩くと常に齢数百年の石畳がこれでもかと噛みついてきます。

もちろんデザイン発祥のミラノでは、一等級のセンスを目の当たりにしますが、ヨーロッパで一貫しているのは履き心地、着心地だと思います。

このような状況下で、日本で歩きなれた私にとっては、転ばぬ先の杖となるのが、キャリーバッグとなるのです。

当然キャリーバッグを支える車輪は、上記のどんな状態にも耐えうるタフさが必要となります。

さらに言うと、できれば防音が利いているものが理想です。

凸凹道や、石畳はただでさえ音が鳴りやすいので、実際騒音に対してクレームが発生し、条例でキャリーバッグの運行禁止となった地域もあるとかないとか耳にしたことがあります。

まとめ

さて、再度1泊2日サイズのキャリーバッグで3か月の世界一周をする上で必要なポイントをまとめてみます。

ポイント1:ソフトケースを選ぶこと。

ポイント2:普段のおしゃれを取り入れつつ、現地人を装うこと。

ポイント3:Check Inできるサイズを選び荷物も最小限に抑えること。

ポイント4:常に自力で扱える状態でいること。

ポイント5:車輪がタフなものを選ぶこと。

数十年前よりも身近になった海外旅行、キャリーバッグ一つでも日本の常識とは違う面があったり、楽しみや辛いことがあったりと発見を導いてくれたとても思い入れ深い相棒です。

以上の記事が、旅行好きの方、これから旅行をどんどんしていきたい方にとってお役に立てれば幸いです。







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