ウォークマンの耳に負担をかけない使い方は? 難聴を防ぐための5つのポイント

ウォークマン

ソニー SONY ウォークマン Sシリーズ 16GB NW-S315 : Bluetooth対応 最大52時間連続再生 イヤホン付属 2017年モデル ブルー NW-S315 L

ウォークマンは、音楽鑑賞のための便利なアイテムですが、使い方には注意してください。

間違った使い方をしていると、耳に大きな負担をかけることがあります。

そうなると、イヤホン難聴やヘッドホン難聴を引き起こす可能性があるのです。

安全に音楽を楽しむためには、耳に優しい使い方が重要になってきます。

では、難聴を防ぐための方法について、詳しく説明していきましょう。




音を抑えて聴く

ウォークマンで難聴にならないためには、なによりも大きな音を避けることが大切です。

大きすぎる音量で使っていると、どうしても耳への負担が大きくなります。

むやみに大きくするのはやめて、適度な音量で使うようにしてください。

これは、ウォークマンを使うときの基本的な注意点のひとつですが、意外と守れていないことがあるので、しっかりチェックしておくべきです。

普段の音量を見直し、もし大きすぎるようなら、きちんと調節しておきましょう。

そのときに注目すべき点は、周囲の音の通り具合です。

音楽以外の音が完全にかき消さるくらい大きな音は、難聴の原因になります。

周りの音も少し通る状態を目安にして、適度な音量まで下げるようにしてください。

音楽の邪魔になるほど大きい雑音は避けたいところですが、うっすらと聞こえる程度なら、それほど気になることはありません。

最初は少し不満を感じることもありますが、慣れれば快適に聴けるようになります。




邪魔な音を軽減する

周囲の音が少し通るくらいの音量は、難聴を防ぐための重要なポイントです。

しかし、雑音のレベルが少しどころではなかった場合、そうした耳に優しい使い方は難しくなります。

周りの音が大きすぎると、音楽をまともに聴くことができず、どうしても音量を上げることになってしまうのです。

邪魔な音をかき消すためとはいえ、必要以上に音量を上げるてしまうと、耳へのダメージが大きくなり、難聴のリスクが高まります。

そのような事態を防ぐためには、周囲の音を抑えることも必要になってきます。

周りの音が目立たない状態なら、それほど大音量にしなくても、快適な音楽鑑賞ができるのです。

遮音性の高いアイテムを選ぶ

周りの音を抑えて音楽を聴きやすくするなら、イヤホンやヘッドホンの選び方に注意してください。

それらのアイテムが遮音性の高いタイプなら、大きすぎる雑音が入り込む心配はありません。

余計な音をしっかりカットしてくれるため、音楽だけが際立ち、小さめの音量でも十分に楽しめるようになります。

遮音性の低いものだと、周りの音が混ざりすぎることも多くなるので、適当に選ばないように注意してください。

その製品の特長をよく見て、確実に邪魔な音を軽減してくれるアイテムを購入しましょう。

カナル型イヤホン

イヤホンを使う場合は、耳穴にすっぽりと入れるタイプがおすすめです。

そのようなタイプは、カナル型と呼ばれており、遮音性が高くなっています。

イヤーピースを付け替えてサイズを調節できるので、耳穴にきちんとフィットさせて使うようにしましょう。

ぴっちりはまっていれば、雑音をしっかり抑えてくれます。

耳穴の入り口にはめるインナーイヤー型は、遮音性が低く、音漏れなどのデメリットもあるので、使うときは注意してください。

密閉型ヘッドホン

ヘッドホンを使う場合は、音の出る部分を包むハウジングをチェックしてください。

隙間がなく、閉じた状態になっている密閉型なら、かなり高い遮音性が期待できます。

ハウジングに穴がある開放型は、軽くて楽に装着できるというメリットをもっていますが、遮音性は低いタイプです。

周りがうるさい場所だと快適に使えなくなってしまうので、外に持ち出すにはあまり向いていません。

インナーイヤー型イヤホンと同じく音漏れのリスクもあるので、屋外で使うなら、密閉型の方を選んでおきましょう。

音が大きい場所を避ける

周囲の音を抑える点に注目するなら、音楽鑑賞をするときの場所も重要になります。

常に大音量が響いている場所では、まともに音楽を楽しむことができません。

そうなると、音量を上げたくなってしまいます。

しかし、周囲の大音量に負けないくらいボリュームを上げたりすると、耳にとてつもないダメージを与えることになってしまいます。

そんな使い方では、難聴を防ぐことはできません。

音量の上げすぎを防ぐなら、大音量が響く場所での音楽鑑賞は避けてください。

ゲームセンターやパチンコ店などは、いつも大きな音が流れているので、ウォークマンは使わないようにしましょう。

なるべく高音質で聴く

音質の悪さは、音量の上げすぎにつながるポイントのひとつです。

こもったような音は、細かい音などがよくわからないことも多いため、しっかりと聴くために、音量を上げたくなってしまうのです。

それを防ぐためには、音質を下げすぎないように注意してください。

音質を下げれば、ウォークマンにたくさんの曲を入れて持ち出すことができます。

しかし、その音質に不満があるようなら、あまり下げすぎるのはよくありません。

音質のよくない曲を大音量で聴くより、高音質な曲を適度な音量で聴いたほうが、耳への負担を少なくできるのです。

ハイレゾで細かい音まで

ハイレゾ音源はデータ量が多いため、普通に聴いていても、かなり細かい音までわかるようになっています。

ライブ会場や録音スタジオなどの空気感も伝わりやすくなっているため、臨場感あふれる音を楽しめるのです。

値段は高めですが、とことん音質にこだわりたいときは、ハイレゾもしっかりチェックしておきましょう。

ただし、データ量が多いとサイズも大きくなるので、容量には要注意です。

ハイレゾをたくさん持ち歩きたいときは、本体が大容量のタイプか、マイクロSDカードで容量を増やせるタイプを使ってください。

イヤホンやヘッドホンの音質も

音質をよくするためには、音源だけでなく、イヤホンやヘッドホンの性能にも注目すべきです。

ハイレゾ音源を聴きたくても、その音質をきちんと再現できないような性能の低いアイテムだと、本当の魅力を味わうことはできません。

あまり安すぎるものは、値段相応の働きしかしてくれないことも多いので、選ぶときは注意してください。

店頭で視聴して、納得のいく音が出る製品を選んでおけば、無駄に音量を上げることはなくなります。

休憩しながら使う

耳への負担を軽減するなら、使いすぎを避けることも大切です。

音量を適度に抑えていても、何時間も延々と使い続けたりすれば、耳への負担は大きくなっていきます。

難聴を防ぐためには、ときどき耳を休めるようにしてください。

むやみに何時間も聴き続けるのではなく、1時間経ったら休憩を挟むなど、必ず休むための時間を設けましょう。

長々と休まなくても、15~20分くらい音を遠ざけておくと、負担を軽減することができます。

毎日使わない

耳に優しい使い方をするなら、毎日使うのではなく、たまに休日をつくることをおすすめします。

イヤホンやヘッドホンを使わないようにして、耳をしっかり休ませれば、負担を和らげることができるのです。

音楽が好きなら毎日聴きたくなるものですが、慢性的に負担をかけるような使い方だと、ダメージが蓄積されてしまいます。

週に一度でもよいので、なるべく耳の休日を確保しておきましょう。

まとめ

ウォークマンは便利なアイテムですが、音楽の聴き方が間違っていた場合は、耳に大きな負担をかけてしまいます。

イヤホン難聴やヘッドホン難聴を避けるためには、ここで紹介した対策をしっかり行うようにしてください。

常に耳への負担が少ない使い方をしていれば、余計なダメージを防ぎ、快適に音楽を楽しめるようになります。

参考URL・参考文献・根拠など

https://e-earphone.blog/?p=1262973
https://moov.ooo/article/5bab58f882ddf24e37f332df
https://moov.ooo/article/5c247f28c880a7638277c480






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