dapを使うときに密閉型ヘッドホンが役立つ理由は?注目すべき4つのメリット

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

dapを使うときは、イヤホンではなくヘッドホンを使う方法もあります。

ヘッドホンにはさまざまな種類がありますが、ハウジングが閉じた密閉型は、周囲の音がうるさいときなどに役立つアイテムです。

とはいえ、初めてヘッドホンを購入するときは、その役立つ理由がいまいちわからないこともあります。

そんなときのために、密閉型のメリットについて、詳しく説明していきましょう。

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周りの音が気にならない

ハウジングに穴がない密閉型ヘッドホンは、その名のとおり、しっかりと密閉した状態で装着できるタイプです。

そのため、周囲の雑音が入りにくくなっています。

ハウジングに穴のある開放型だと、そうした遮音性はあまり期待できません。

隙間が多いということは、音の出入りも多いということです。

しかし、装着したときにぴっちり密閉できるタイプなら、簡単に余計な音が入り込む心配はありません。

周りがうるさい場所であっても、うまい具合に音楽だけが目立つようになります。

屋外で使う

ヘッドホンは、ファッションの一部としても機能するため、dapと一緒に外へ持ち出すことも多くなります。

しかし、屋外は雑音が多いので、音楽鑑賞をしていると不満を感じやすいものです。

周囲の音が多く混ざりこむ状態では、好きな曲を邪魔されてしまい、快適に聴くことができません。

そんなときは、遮音性の高い密閉型ヘッドホンを使ってみましょう。

遮音性の高い製品なら、多少周りがうるさい場所でも、雑音の影響を抑えることができます。

集中できる

雑音が少なくなれば、曲だけが際立ち、より集中して聴き込むことができます。

音楽の中に雑音が入っていると、そればかり気になってしまい、いつの間にか好きな部分が過ぎていたりするものです。

もう一度楽しむためにリピートしても、雑音が多い状態が変わらなければ、結局は集中することができません。

そうした音楽鑑賞のストレスを軽減するためには、遮音性の高いアイテムが役立ちます。

周りの音を抑えてくれる密閉型ヘッドホンを使い、うるさい場所でも音楽に集中できるようにしましょう。

細かい音まで

雑音が多い状態だと、音楽の中の細かい音がかき消されることもあります。

大まかな音だけ目立っていても、アーティストがこだわった細部の魅力が薄れてしまうようだと、物足りなく感じてしまうものです。

そんなときは、密閉型ヘッドホンで邪魔な音を排除しましょう。

なるべく静かな状態で再生すれば、細かい音もわかりやすくなるため、より深くじっくりと味わうことができます。

ノイズキャンセリングはほどほどに

密閉型ヘッドホンの遮音性は、ノイズキャンセリング機能を使うことで、さらに高まります。

ノイズキャンセリングも、周りの音を省いてくれる便利な機能なので、密閉型と組み合わせれば、雑音をしっかりとシャットアウトできるのです。

しかし、所かまわずノイズキャンセリングを使うのは、NGな方法になります。

外を歩いて移動するとき、高遮音性アイテムとノイズキャンセリングを使っていると、車や自転車の音に反応することができません。

近くに迫っていても気がつかず、誰かの呼びかけなどもまったく聞こえないようだと、事故に巻き込まれる可能性が高いのです。

ノイズキャンセリング機能で徹底的に雑音を排除するときは、必ず安全な場所を選ぶようにしてください。

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音が大きめになる

遮音性の高い密閉型ヘッドホンは、外から入る音だけでなく、中から出て行く音も抑え込むことができます。

そのため、同じ音量であっても、通常のヘッドホンより少し大きめの音になります。

再生される音を逃がさず、しっかりと鼓膜まで届けてくれるため、より聞こえやすくなっているのです。

これも、細かい音がはっきりわかる理由のひとつです。

音楽を深く楽しみたいときは、密閉型の助けを借りてみましょう。

音量の上げすぎが起こらない

音が少し大きめになると、ボリュームを必要以上にいじることがなくなります。

無理に音量を上げなくても、細部までよく聞こえるからです。

周囲の雑音が気になるときは、つい音量を上げすぎてしまうことも多いですが、密閉型を使っていれば、その心配はありません。

いつも適度な音量で楽しむためには、便利なアイテムをうまく利用していきましょう。

難聴防止

音量を上げすぎないことは、ヘッドホン難聴を防ぐことにもつながります。

鼓膜のすぐ近くで爆音が鳴り響いていると、どうしても大きな負担がかるものです。

ダメージがひどくなれば、聴力の低下や耳鳴りといった症状が出てきます。

そうなると、気持ちよく音楽を楽しむことができません。

健康を維持するためには、適度な音でも聞こえやすくなる密閉型を選び、しっかり難聴の対策をしていきましょう。

音漏れしにくい

外に音が出て行かないヘッドホンは、周囲にノイズを響かせる失敗を防いでくれます。

開放型のように密閉が甘いものは、隙間から音が漏れやすくなりますが、きちんと密閉できるタイプなら、中にとどめておくことができるのです。

したがって、密閉型ヘッドホンを使えば、周りの人に迷惑をかけることはなくなります。

どのような場所で使うのかよく考え、最適なアイテムを選ぶようにしましょう。

バスや電車でも安心

バスや電車などの公共交通機関を利用するときは、音漏れしないようにしっかり対策をしておくべきです。

すぐ近くでうるさいノイズが発生していると、誰でも不快に感じてしまうものです。

あまりひどいと、他の乗客とトラブルになることもあります。

それを防ぐためには、遮音性の高い密閉型を使うようにしましょう。

音漏れしにくいヘッドホンなら、バスや電車で移動するときでも、安心して音楽を楽しむことができます。

どんな曲でもOK

音漏れしないタイプを使っていれば、人に聞こえたら少し恥ずかしく感じる曲でも、気兼ねなく楽しめるようになります。

アイドルソングやアニメソングなどは、元気になれる曲や癒される曲がたくさんありますが、「なるべく人には知られたくない」と感じたりするものです。

そんなときは、遮音性の高い密閉型がおすすめです。

音漏れを防いでくれるヘッドホンなら、周りに聞こえることを気にせず、思う存分楽しむことができます。

低音が強くなる

密閉型の閉じたハウジングは音がしっかり共鳴するので、低音を強めに再現してくれます。

そのため、低音のきいた曲が好みの人は、密閉型をチェックしておきましょう。

低音がしっかり強調されるので、ずっしりと響く感じを楽しむことができます。

迫力が増す

高い音ばかりが目立つようだと、少し軽い印象になってしまうものですが、低音がはっきり主張している状態であれば、逆に重みが加わります。

それなら、かなり迫力のある音が楽しめるようになります。

普段の音楽鑑賞で迫力不足を感じるようなときは、密閉型を検討してみてください。

ジャンルに合わせて

強めの低音は、ジャンルによって重要度が変わってきます。

ポップなアイドルソングなどは、低音がズンズン響かなくても、それほど不満は感じないものです。

しかし、ロックやEDMなどは、低音がはっきり強めに出ていた方が、より楽しめます。

好みのジャンルを考慮して、メリットの大きいアイテムを選択するようにしましょう。

まとめ

dapに密閉型ヘッドホン使うと、さまざまなメリットがあります。

特に、屋外で使うときは、かなり役立つものです。

雑音を抑えたり、音漏れを防いだりできれば、どこでも快適に音楽を楽しむことができます。

外にdapを持ち出すことが多く、なおかつヘッドホンを使いたいときは、密閉型をしっかりチェックしておきましょう。

参考URL・参考文献・根拠など

https://sakidori.co/article/60064
https://smartlog.jp/74720
https://www.denon.jp/jp/blog/3994/index.html
https://www.lifehacker.jp/2010/06/post_1504.html
http://pcaudio-music.com/closed_openair.html
https://www.fujiya-avic.jp/contents/headphone/212.html