夏に見たくなる不思議なストーリー展開邦画ランキング
今回紹介するのは、とても不思議なストーリー展開の邦画です。
普通の映画とは少し違うストーリー展開、想像していた結末とは違う展開、どんどん物語の展開が気になって作品に見入ってしまう作品をご紹介したいと思います。
見終わった後に少し考えさせられる映画を中心に選びましたが、見た人によって感想もちがって色々な視線で見れる映画です。
第1位:「真夏の方程式」
大ヒットドラマ「ガリレオ」の映画版、真夏の方程式ですが湯川教授が開発の為に関わった土地で事件が起き開発地で生活する人達と交流をはかりながら事件を解決していくストーリー。
一見何の関係性も見られなかった若い女性とその両親と、ある男性との過去を探ろうとする刑事の存在。
そして、たまたま親戚がいる旅館に泊まりに来ていた男の子が巻き込まれてしまう事件。
子供嫌いな湯川教授は子供を見るだけで、じんましんが起きるがなぜか彼と話しているとその症状は起きなかった。
そこから2人の中はどんどん深まり、子供嫌いだったはずの湯川教授が彼のために色々してあげたり、最終的には彼の為に何が出来るのか考えている湯川教授を見て凄く感動しました。
彼が背負っていくものの重さを、いつか彼が気づいた時に協力出来るようにと考えた湯川教授の思いにぐっと来ました。
旅館を運営するご両親の元で育った彼女の過去はとても衝撃的で、彼女をかばった本当の父親の存在も本当に素晴らしくて感動する作品なので、おすすめです。
第2位:「ソロモンの偽証」
同級生の死が全ての始まりだった。
ずっと不登校だった彼は自殺だったのか他殺だったのか、疑問が残ったが警察も彼のご両親も自殺だと断定されたが後日「告発状」が何人かの元に届く。
それは彼は自殺ではなく、殺されたのだ。
自分は目撃した。
犯人を捜してほしいとの内容だった。
しかし、内密に調査をすすめるがどうもその告発状も本当なのか分からず戸惑っていると、テレビ局にも同じ内容で告発された為、学校側は調べようとするが物事が大きくなりすぎて結局生徒が立ち上がり校内裁判をすることに。
亡くなった彼を取り巻いていた環境や、色々な証人の発言で犯人扱いを受ける生徒まで出てきたが、みんなが目指す「一つの答え」に向かって力を合わせ出す。
彼を昔から知っている友人も現れ、クラスメイトが知らなかった彼の一面も分かってきた。
彼は何故亡くなったのか?その本当の意味を校内裁判で明らかにしていく姿はとても新鮮な内容で、彼の思いは結局何も変わっていなかった。
ただ、クラスでイジメをしていた生徒はそれに巻き込まれ犯人に仕立てあげられたり、それ以外の問題もいろいろ見ていて奥深いストーリーになってます。
第3位:「藁の楯」
孫を殺した人間を捕まえた人間に十億円支払う。
その言葉から始まった殺人を犯した男を巡るストーリー。
九州から東京から移送の間、彼の命を狙おうとするものが続々現れる。
その彼を警護するSPたちの話。
移送など簡単だと、思っていた矢先移送車の運転手が彼を襲おうとしたりそれで怪我をして病院に入院しようとすると看護士が彼の命を狙おうとしたり、お金が関わるとどんな人間も目の色を変えて彼を襲う環境にびっくりするSP達。
しかし、世の中はお金で人が動かせるのだとこの騒動で理解しているSP達。
しかし、彼がどこに今いるなど細かい情報も漏れ始め、SPの中にも命を狙っているものがいるのでは?と疑い始め、結局そうだった。
しかし、彼を守ろうとするSPも居た。
人を殺した人間を警護するなんておかしいと同僚にも言われるが、それでもそれが自分の仕事だと言い切る姿に彼は次第に心を開き始め、二人には不思議な信頼関係が生まれていく。
しかし、懸賞金が解除されると誰一人襲わなくなる不思議さ。
何十億とかかれば平気で自分も人殺しになれるのか?と、そこにも矛盾を感じました。
まとめ
結構内容は重いものが多いですが、人として正しいと思うことってなかなか実行出来なかったりするけど映画やドラマを見て勇気をもらえることってありますよね?映画は常に人に感動や笑いを与え続けてくれて、素敵な映画は何度も見たくなりますしそうやって人生のキーポイントになるようなドラマもたまにはいいかな?と思い上の3作品を紹介させて頂きました。