パウダー状のプロテインvsプロテインバー!どっちが良いのか徹底比較!
プロテインというと、パウダー状のドリンクタイプが一般的ですが、プロテインバーというスティック状の食べるタイプもあります。
どちらもたんぱく質が豊富に含まれており、筋肉トレーニングやスポーツなどに効果的です。
では、パウダー状のプロテインとプロテインバー、どちらが良いのでしょうか?
ここでは、パウダー状のプロテインとプロテインバー、それぞれのメリットなどで、どちらが良いのか比較していきます。
目次
好きなタイミングで摂りやすいのはプロテインバー
たんぱく質を効果的に摂る場合、摂るタイミングが重要です。
筋トレ後や筋トレ中、小腹が減った時などに摂ることによって、効果的にたんぱく質を摂ることができます。
そのため、好きなタイミングで摂りやすいということはとても大切です。
では、パウダー状のプロテインとプロテインバー、どちらが好きなタイミングで摂りやすいのかというと、プロテインバーの方が摂りやすいです。
ドリンクタイプであるパウダー状のプロテインは、水や牛乳などの飲み物とシェイカーも用意する必要があり、シャカシャカ混ぜる必要があります。
一方、プロテインバーの場合は、プロテインバーの袋を開けるだけです。
そのため、プロテインバーの方がすぐに摂ることができ、好きなタイミングで摂りやすいと言えます。
持ち運びもしやすい
先程も言ったように、パウダー状のプロテインは混ぜる飲み物とシェイカーなども必要になり、持ち運びする時は、バッグやリュックの中がかさばってしまいます。
一方、プロテインバーは単体でコンパクトなため、バッグやリュックなどに入れてもかさばりにくく、手軽に持ち運びすることができます。
持ち運びしやすいということは、仕事の休憩中や小腹が減った時などに摂りやすいということになります。
たんぱく質を補給したい時に、バッグやデスクの引き出しなどからプロテインバーを出し、袋を開けてすぐに摂ることができるのは、プロテインバーの大きなメリットです。
満腹感を得やすいのはプロテインバー
ドリンクタイプのプロテインは、当たり前ですが飲み物です。
飲み物ですが、プロテインの中でもソイプロテインは身体への吸収がゆっくりなため、満腹感が得やすいものになります。
一方、プロテインバーはスティック状の食べ物で、噛んで食べます。
よく噛んで食べると満腹中枢が刺激されるため、プロテインバーは満腹感が得やすいものになります。
そのように、どちらも満腹感が得やすいものになりますが、どちらかというとプロテインバーの方が満腹感を得やすいです。
それは、プロテインバーは食べ物であり、噛んで食べるからです。
飲み物よりも食べ物の方が消化吸収が遅いことも、プロテインバーの方が満腹感を得やすい理由の1つになります。
おやつ代わりにもなる
毎日おやつとして、スナック菓子やチョコレート菓子などを食べている方もいることでしょう。
菓子類はお腹を満たすことはできますが、カロリーだけ多く摂りがちになります。
それでは、身体に良くないですよね。
そこでおすすめなものがプロテインバーで、プロテインバーなら小腹を満たすことができ、たんぱく質も摂ることができます。
また、ビタミンBが含まれているものなら、当然ビタミンBも補給することができます。
つまり、おやつで菓子類を食べるよりも、プロテインバーを食べた方が健康的なのです。
吸収されるスピードが早いのはドリンクタイプ
飲み物と食べ物、どちらが消化吸収されるスピードが早いのかは、なんとなく分かるかと思います。
そうです、あなたが思っている通り、飲み物の方が消化吸収されるスピードが早いのです。
飲み物はすでに消化されたような状態なため、ドリンクタイプのプロテインの方が吸収されやすく、効果を発揮しやすいといえます。
筋トレ後はドリンクタイプの方がおすすめ
筋肉トレーニングを行うと、筋肉には強い負荷がかかり筋繊維は破壊されます。
破壊された筋繊維が修復することで筋肉が強くなるわけですが、筋繊維の修復には栄養素が必要です。
様々ある栄養素の中でも、特にたんぱく質が必要で、たんぱく質を十分摂ることによって筋繊維の修復を促すことができます。
筋トレを行い、効率的に筋肉を強くするには、筋トレ後すぐに栄養素(たんぱく質)を摂ることが大切です。
筋肉トレーニングをした後にプロテインバーを食べるのも良いですが、ドリンクタイプのプロテインを摂った方が良いでしょう。
前述した通り、ドリンクタイプの方が吸収されやすく、吸収されるスピードが早いので、筋トレ後の筋肉の修復を早めるためにはドリンクタイプの方が最適なのです。
基本ドリンクタイプの方がたんぱく質量は多い
多くのプロテインバーのたんぱく質量は10gくらいです。
一方、多くのドリンクタイプのプロテインは、一食分15gくらい含まれています。
どちらが、たんぱく質が多く含まれているのか一目瞭然ですね。
基本ドリンクタイプの方が、含まれているたんぱく質の量が多いため、たんぱく質を多く摂りたい場合はドリンクタイプの方が良いです。
筋肉のためにはたんぱく質だけでなく、糖質やビタミン、ミネラルなども必要です。
ドリンクタイプのプロテインの中には、たんぱく質だけでなくビタミンやミネラルなども豊富に含まれているものもあるので、そのプロテインを摂ることによってバランスよく栄養素を摂ることができます。
バランス良く栄養素を摂ることは、筋肉の回復に役立ちます。
カロリーが低いのはドリンクタイプ
プロテインバーのカロリーは商品によって異なりますが、1本150~200kcalくらいあります。
それに対してドリンクタイプのプロテインは、1食分で80kcalくらいです。
ドリンクタイプのプロテインも商品によってカロリーは異なりますが、どちらがカロリーが多いのかは一目瞭然です。
やはり、プロテインバーは固形物なため、どうしてもカロリーが多くなってしまいます。
しかし、カロリーが多いからといって、食べれば太るということではありません。
1日の全体的な摂取カロリーをしっかり管理していれば、プロテインバーで太ることはありません。
ドリンクタイプのプロテインでも、飲み過ぎれば当然太りやすくなるため注意が必要です。
また、水ではなく、牛乳などに混ぜればカロリーがプラスされるため、牛乳などと混ぜている場合は、結局のところプロテインバーと同じくらいのカロリーになってしまいます。
カロリーを少しでも抑えたい場合は、牛乳などカロリーがある飲み物ではなく、水で混ぜた方が良いでしょう。
就寝30分~1時間前に摂るならドリンクタイプ
たんぱく質を就寝30分~1時間前に摂るのは効果的ですが、就寝前にたんぱく質を摂るならドリンクタイプの方が良いでしょう。
プロテインバーは食べ物なので、就寝前に摂るとどうしても胃腸に負担がかかりやすくなります。
胃腸に負担がかかることで睡眠の質が低下する可能性があります。
そのため、胃腸への負担が少ないドリンクタイプの方がおすすめです。
ただし、寝る直前にプロテインを摂ると、胃腸に負担がかかりやすくなるため、寝る前にプロテインを摂る場合は、就寝30分~1時間前に摂るようにしましょう。
まとめ
パウダー状のプロテインとプロテインバー、どちらもたんぱく質を多く摂れるものですが、特徴は大きく異なります。
そのため、上手く使い分けることが大切で、小腹が減った時はプロテインバー、就寝前はドリンクタイプのプロテイン、といった具合に使い分けると良いです。
プロテインは身体作りや美容に役立ちますが、過剰摂取は身体に毒なため、摂り過ぎには注意しましょう。