恐怖も悲しみも! スティーブン・キング原作の洋画ベスト10ランキング
目次
第10位 「ライディング・ザ・ブレット」
他のキング作品と大きく異なるのは、ホラー要素がほとんどないこと。
ココロの中を描いた映画と言ってもいいような内容なので、それほどショッキングなシーンはありません。
ただし、不気味な映像だったり不可解な出来事は登場します。
私は大好きな映画ですが、単調な映画が苦手な方には少し不向き。
第9位 「アトランティスのこころ」
キング特有の「子供の成長、帰らぬ日々への思い、心の交流」が美しく描かれている名作。
RG-13。
アンソニー・ホプキンスの名演が光る映画。
原作とは違い、ダークタワーシリーズへのつながりはないため、この映画だけ見ても十分楽しめます。
第8位 「シークレット ウインドウ」
スランプに陥る売れっ子作家の前に「謎の男」が現れることから始まる物語。
これは怖いです。
おばけは出てきませんが、これは怖い。
ジョニー・デップがハマり役過ぎます。
追い詰められた人間の狂気を描いた、生々しい映画です。
第7位 「IT」
前半は子供時代、後半は大人になってから、が描かれています。
この映画に出てくるピエロのモデルは殺人鬼「ジョン・ゲイシー」。
この映画を見たせいでいまだにピエロが苦手です。
しかしストーリー自体はキングらしさ満点で、大好きな映画のひとつ。
第6位 「ミザリー」
キャシー・ベイツがアカデミー主演女優賞を受賞した超有名作。
自動車事故に遭った作家を、偶然助けたのは彼のファン。
かいがいしく看病をしてくれるものの、次第に彼女は狂気を見せ始めます。
このキャシー・ベイツ怖すぎます。
しかし続きが気になって結局最後まで見てしまうのでした。
第5位 「キャリー」
クラスメイトからいじめを受けていた女の子が、超能力によってクラスメイトや母親に復讐をする物語。
でも怖さより悲しさを感じる気がします。
思春期の女の子の繊細な気持ちを大勢がよってたかって傷付けるシーンは、見ていて胸が詰まります。
だからといって復讐が許されるわけではありませんが…。
見ていて悲しくなる物語。
1976年版と2013年版が存在します。
第4位 「黙秘」
原作のタイトルは「ドロレス・クレイボーン」。
ミザリーでも高い評価を受けたキャシー・ベイツが登場します。
殺人事件の容疑者となった母ドロレスについて探る娘が真実にたどりつく物語。
怖さは感じません。
ただ悲しい物語です。
第3位 「痩せゆく男」
ジプシーの老女を誤って殺してしまい、呪いをかけられた主人公の物語。
日本での公開は1997年。
衝撃的な展開ではありませんが、じわじわ怖い映画。
呪われた主人公が、どんどん痩せていくのですが、その様子が怖いんです。
ラストも衝撃的。
第2位 「ドリームキャッチャー」
賛否両論あるようですが、私にとっては「これがキング作品」。
ジャンル的にはホラーですが、ホラー要素が強いのは前半のみ。
後半はガラリと違う内容になります。
カオスっぷりがたまりません。
キングの好きなものを全部足してごちゃごちゃにミックスしたような映画。
最高に好きです。
第1位 「シャイニング」
ストーリーなんて説明する必要もないくらい有名な映画ですよね。
私も大好きです。
どんどん追い詰められていく主人公ジャック狂気に満ちたジャックの顔が、一度見たら忘れられません。
怖いけれど、やめられない。
何度見ても面白い映画。
まとめ
キング作品は「テレビ映画」も多く存在します。
今回テレビ映画は除外しているため残念ながら紹介できなかったものも多数。
しかし、いずれも面白い作品で大好きなものばかりです。
ドリームキャッチャーに関しては、非常に好みがわかれる作品ですが、私は大好きですので2位に入れました。