ウォークマンを選ぶときに注目すべき点は?チェックしたい6つのポイント
ウォークマンは、音質の良さが高く評価されている優れた音楽プレーヤーですが、初めて購入するときは、選び方に注意しなければなりません。
いろいろな種類があるので、なんとなく眺めているだけでは、なかなか決めることができないのです。
かといって、適当に決めたりすると、あとで後悔することもあります。
自分に合ったものを購入するためには、チェックポイントを押さえておくようにしましょう。
ハイレゾ対応機能
ポータブル音楽プレーヤーの代表的なものとしてはアップルのiPodもありますが、ソニーのウォークマンは、それよりも音質が良いことで知られています。
その違いが、「ハイレゾ音源に対応しているか」ということです。
ハイレゾ音源は、とても情報量が多く、CDよりも高精細で臨場感のある音を楽しめるようになっています。
楽器の音や声が、はっきりとリアルに聴き取れるようになるため、長く親しんできた曲であっても、また新鮮な気持ちで味わうことができるのです。
そのハイレゾ音源を再生できるのが、ウォークマンの大きなメリットになります。
iPodの方は、今のところハイレゾ音源の再生には対応していないため、音質にこだわりたいなら、あまり向いてません。
高音質であることを優先するなら、ウォークマンの方が適しているのです。
とはいえ、ウォークマンならどれでもハイレゾを再生できるわけではないので、適当に選ぶようなことはしないでください。
機能を絞ってシンプルにしたタイプだと、ハイレゾ対応機能も省かれていることがあります。
自分にとって重要な機能を見落とさないように、しっかり確認してから購入しましょう。
どんなハイレゾに対応しているか
ひとくちにハイレゾ音源といっても、サンプリングレートや量子化ビット数は異なる場合があります。
フォーマットも、FLACだったりWAVだったりするので、ハイレゾ音源がすべて同じとは限りません。
そのため、「どのレベルのハイレゾに対応しているか」ということもチェックしておきましょう。
機種によって対応できるものが違うので、よく見て決めるようにしてください。
容量
ハイレゾのように音質が良いものは、どうしてもサイズが大きくなるものです。
そのため、高音質で音楽を楽しみたいなら、容量は必ず確認しておいてください。
音質にあまりこだわりがなく、たくさんの曲を常に持ち歩くことを優先するのであれば、容量はそれほど大きくなくても構いません。
しかし、ハイレゾ音源を多く入れて持ち出したいときは、容量が小さいと不便になってしまいます。
サイズの大きい音源を扱うなら、128GBなどの大容量の製品を選びましょう。
マイクロSDカードを使う
容量をたっぷり確保したいときは、追加する方法にも注目してみましょう。
マイクロSDカードを使い、容量を増やすことができるタイプもあるのです。
容量が大きいものは値段も高くなるので、予算の関係で諦めなければならない場合もありますが、あとから追加できるタイプなら、少し出費を抑えることも可能になります。
そのため、大量のハイレゾ音源を持ち歩きたいときは、マイクロSDカードに対応していることもしっかりチェックしておいてください。
最大駆動時間
連続再生がどれくらいできるか確認しておかないと、使うときに困ることがあるので、最大駆動時間は見落とさないようにしてください。
特に、外へ持ち出すことが多くなりそうなときは、駆動時間の長さが重要なポイントになります。
外出先では、簡単に充電できないことがあるのです。
すぐに電源を確保できる屋内なら問題はありませんが、充電が難しい状況でバッテリー切れになれば、せっかく携帯していても使うことができません。
そのような失敗を避けるためには、最大駆動時間が長く、簡単にバッテリー切れにならないものを選びましょう。
バッテリー容量が大きいものなら、出かける前にきちんと充電しておけば、長時間でも安心して使うことができます。
ハイレゾは消耗が激しい
高音質で再生を続けるには、バッテリーを多く消費することになってしまいます。
そのため、ハイレゾ音源をメインで聴きたいときは、バッテリー容量の大きいものがおすすめです。
すぐ底をついてしまうようなものだと、意外なほど短い時間しか使えないこともあるので、聴きたい音源の種類を考慮して、適切なものを選びましょう。
サイズ
ウォークマンは基本的に小型のアイテムですが、機種によってサイズの違いはあるものです。
小さめのスマートフォンのようなサイズもあれば、その半分くらいしかないミニサイズもあるので、自分に合ったものを選んでください。
いずれも片手で操作できるサイズにとどめていますが、音質重視のものは大きめの製品が多くなっているので、念のため手に取って確認することをおすすめします。
サイズが大きくなれば重量も増えるので、実際に持ってみて、使いにくさを感じないかチェックしてみましょう。
多少大きくてもデメリットが少ないようであれば、音質の方を優先することができます。
接続方法
自分に合ったウォークマンを選ぶときは、接続方法の違いもよく見ておいてください。
音楽を聴くためには、ウォークマン本体だけでなく、イヤホンやヘッドホンなども必要になりますが、ケーブルがあると使いにくさを感じることがあります。
例えば、ランニングなどの運動をしながら使うときは、なるべく余計なものを身につけない方が動きやすいものです。
そんなときは、通常の方法ではなく、ワイヤレスで接続するタイプがおすすめです。
Bluetooth機能がついたものなら、体の動きが多いような状況でも快適に使うことができます。
どんな使い方をするのかよく考えて、それに合う機能を探すようにしましょう。
付属品
ウォークマンを選ぶときは、本体の機能やサイズだけでなく、付属しているアイテムにも注目してみましょう。
イヤホンが付属したものを選べば、別途購入しなくても、そのまま音楽を聴き始めることができます。
さらに、そのイヤホンがノイズキャンセリング機能を備えたものなら、雑音をシャットアウトして、いつでもハイレゾの高音質を堪能できるようになるのです。
スピーカーもおすすめ
スピーカーが付属した製品を購入すると、部屋の中で音を流して楽しむことができるため、とても便利です。
ただし、基本的にはイヤホンやヘッドホンを使うものなので、付属品のスピーカーにそれほど力を入れているわけではありません。
もし音質に満足できないようなら、より性能が良いものを別に購入して使いましょう。
何もついていないタイプ
ポータブル音楽プレーヤーの多くは、付属のイヤホンですぐ音楽を聴けるようになっていますが、ウォークマンの場合は、特に何もついていない製品があったりします。
それは、「好きなイヤホンやヘッドホンを自由に使ってもらいたい」という理由によるものです。
付属のイヤホンは、スピーカーの場合と同じように、あまり性能がよくないものもあったりします。
そのため、音質に不満があるようなときは、付属のイヤホンを使わず、より高性能なものを別に購入することになります。
音へのこだわりが強く、自分で納得できるものを使いたい人のために、あえてイヤホンを省いているというわけです。
自分でイヤホンを選びたいときは、付属のものが無駄になることも多いので、なるべく何もついていないものを選ぶようにしてください。
まとめ
ウォークマンにもいろいろな種類があるので、よくわからないまま適当に選んだりすると、失敗してしまいます。
期待していた機能を利用することができなかったり、意外な使いにくさに戸惑ったりすることがあるので、ここで紹介したポイントは、慎重にチェックしておきましょう。
きちんとポイントを押さえた選び方をすれば、自分に合ったものを購入することができます。