誰の言いなりにもならない!自分の人生を頑張ろうと思える洋画ランキング

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今、生きていて本当に幸せですか?
そう聞かれて「うん」と言える人には、もしかしたらこのランキングは必要ないかもしれません。


けれどもし「うーん、どうかな…」と思ったり「思い通りにいかない」と思っているなら、おすすめしたい洋画がいくつかあります。


今回はその中でも3つに絞ってお伝えします。


名付けて「誰の言いなりにもならない!自分の人生を頑張ろうと思える洋画ランキング」です!



第1位:「きっと、うまくいく」

きっと、うまくいく(字幕版)

ここ数年でこれほど心にヒットした作品はありません。


2009年公開のインド映画で、日本にやってきたのは2013年。


工科大学の寮に住む3人トリオの、泣いて笑えて感動できる青春コメディ映画です。


主人公ランチョーはイタズラしたり目上にはむかったりと破天荒な性格ですが、自分の思いに正直でへこたれないところが魅力的なキャラクターです。


私たちの住む日本では、ルールや規律が重要視されているので常識から外れている人は軽蔑される傾向がありますよね。


それはこのランチョーも同じで、「あいつはまたやらかしたぞ」と周囲に煙たがられていました。


ところが彼の行動はやがて、彼を目の仇にしていた校長からも認められることになるのです。


この映画を見る上では、インドの社会背景を考えないわけにはいきません。


ITが盛んで、貧困を脱する為には何が何でも出世コースに乗らなければならないという教育背景からすれば、親など目上の人のいう事は絶対です。


仮に他にやりたいことがあっても、「真っ当な成功の道」を選ばなければならない。


そういった自分の本心を殺さねばならない環境を、本作ではコメディタッチで描いているのです。


この作品が心を打つのは、これと同じような環境が私たちの周囲にもあるからだと思うのです。


あなたは本当に自分がしたいことをしているでしょうか?
本当に心から望んだ人生を歩めているでしょうか?
この方が有利だからとか、この方が体裁が良いからとか、そういった第三者の評価のために生きていないでしょうか?
そういう問いが胸に渦巻き、今一度自分の人生というものについて考えさせられます。


また、この作品にはランチョーに関する大きな「謎」があります。


ラストでその謎に辿り着いた時、爽やかな感動とヤル気が生まれます。


とにかくおすすめ!
インド映画は途中に踊りがあったりと少しクセがありますが、この作品は一度ぜひ見て欲しいです!



第2位:「LIFE!」

LIFE!/ライフ オリジナル版 (字幕版)

まさかここまでの感動が訪れようとは!
見終わった後そう思ったほど、見る前の期待を大幅に塗り替えてくれた作品。


但しこの作品は人によって好みが分かれると思います。


主人公は有名なLIFE誌のネガ部門で働く、空想癖のある男性ウォルター。


ある日会社の事業再編によりLIFE誌が廃刊になると同時に、最終号の表紙に使われる「25番目のフィルム」が無いことに気付く。


フィルムを所持していると思われる写真家で冒険家のショーンを探しに、ウォルターは空想ではなく現実に大きな旅をしていく…そんなお話です。


この映画では色々な国の景色が見られるので、単純に旅しているような気分になれて楽しいです!
それからこの映画、コメディの括りにもなっているようで、なかなか笑えるところがあります。


一番の見どころは、空想の世界でしかヒーローになれなかった彼が、現実の世界で大冒険をしていくことによって、自分の人生のヒーローになっていく過程です。


ラストは、あっと驚くことでしょう。


最初と最後ではまるで別人のようになっているウォルターに気付くはずです。


LIFE誌のスローガンは「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。


それが人生の目的だから」。


例え自分なんてちっぽけで無力な存在だと思っても、勇気をもって一歩踏み出せば、こんなふうに世界は変わる可能性だってある。


そんな希望をもたらしてくれる洋画です。

第3位:「今を生きる」

いまを生きる (字幕版)

アカデミー賞を受賞していることでも有名な作品。


今は亡きロビン・ウィリアムズが先生に扮し、厳格な規律の中で生きている全寮制の生徒たちに自由な教育をしていくお話です。


最初は面白がっていた生徒たちも段々と先生の教えに傾倒していき、やがてそれは彼らの意思へと変化していきます。


とはいえ、依然としてアカデミーや両親たちは厳粛です。


彼らの自由を許すはずがありません。


そんな中、重大な事件が起こってしまう…。


この作品は1位に挙げた「きっと、うまくいく」同様、先生がとても破天荒なキャラクターです。


その破天荒ぶりといえば、まず生徒たちに教科書を破らせる。


そして机の上に立たせる。


え、それが教育!?と驚いてしまいます。


しかしこの作品を見ると、自由な意思がどれほど大切かが分かります。


また、ルールを守らせようとする側にとっては、自由という発想がいかに毒であるかも分かります。


この作品のラストは少し物悲しく、生徒たちはこれからも規律に縛られていくのだろうなと思わせるのですが…でも、最後の最後に一筋の光があるのです。


その瞬間にこそ、この物語のすべてが詰まっていると思うのです。

まとめ

以上、3つの作品をランキングで紹介しました。


希望を持って立ち上がろうとするとき、そこには困難がつきものです。


頑張ろうとする姿を見て応援してくれる人もいますが、反対に邪魔をしてくる人もいます。


もしくは環境がその希望を阻むかもしれません。


それでも勇気を持って自分自身の人生を歩んでいきたいと考えるあなたの為に、これらの洋画は少しばかりの手助けになるかもしれません。


そうあることを願います!




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