スリリングでヒヤッとする洋画ランキング
気温が上昇してきてもう少しで夏本番というこの頃。
蒸し暑い夏はかき氷やプールなどで涼をとるのもいいかもしれません。
でも映画でヒヤッとするのも乙なものですよ。
というわけで今回はスリルのある洋画ランキングを私の独断で発表しようと思います。
これらの映画はホラーやスプラッターなどの恐怖系ではなく、純粋にギリギリの展開でみなさんをヒヤッとさせます。
第1位:「バタフライエフェクト」
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アシュトン・カッチャー主演の映画です。
この作品の見どころはまず展開スピードの速さです。
冒頭から主人公が追われるシーンから始まり、ふと場面が変わったかと思えば主人公の幼少期のシーンになる。
そしてまたシーンがジャンプし、主人公が刑務所にいたり精神病棟にいたりと始めは何が何だか全くわからないものとなっています。
さらに奇妙な現象がありそれは主人公の場面が変わるごとに周りの人間の性格も変化しているのです。
この飛び飛びのシーンや周りの人間の変化には理由があり、それは題名にもあるようにバタフライエフェクトによるものだったのです。
バタフライエフェクトは、蝶が羽ばたく程度の小さなかく乱でもその風が気象に大きな影響を与えるかという命題に始まる理論であります。
この作品はこの理論に基づいたストーリーなのですが、主人公がこの能力を使うのにはある目的があるからでありそれはとても悲しい理由です。
この映画はスリリングさも味わえるし、それだけでなくストーリーもしっかりしていて感動も入っているので作品としてかなり完成されていると思います。
第2位:「エスター」

これは一見ホラーだと思われますが、サスペンスのくくりだと思います。
ある夫婦の子供が流産してしまい、その代わりに養子をもらいました。
それがエスターです。
始めは普通の子だと思っていたのに、徐々に不審な点がでてきます。
それがあるきっかけで疑念が確信へと変わっていくのです。
母はエスターを孤児院に返そうとするのですが、父の前では普通であったため、それを反対されてしまいます。
誰にも分ってくれない母はエスターについて調べ上げて、ついにある答えへとたどり着くのです。
ここからエスターの正体と本性がむき出しになっていくのです。
まずこの作品は終始不気味な感じです。
そのうえ出演者、特に子役の演技が上手すぎてその不気味さを加速させていると感じました。
作中には少々グロテスクなシーンなどがあり、ホラー要素も入っていますがストーリーの構成などが確立されているのでただのホラー映画ではない上質な作品になっていると思います。
特に最後の方で明かされるエスターの正体には驚かされます。
第3位:「ファイナルデスティネーション」

主人公は自分が行く修学旅行の飛行機が爆発する夢をみたため、当日パニックになり飛行機を下ろされてしまいます。
みんなはおかしくなってしまったのではないかと馬鹿にしていたけれど、結果それが現実に起きてしまいます。
主人公の騒ぎで偶然降りた生徒たちは生き残ったが、後日様々な事故で無くなってしまいます。
飛行機から降りた人が次々に亡くなっていくとこから自分たちにも死が襲ってくると感じ、生き残った人たちで原因を探り、ついにある規則を見つけるのです。
それを基に残ったみんなで迫りくる死の恐怖から手を尽くして回避しようとします。
この決して避けることのできない凄惨な死から如何にして回避するか、みんなの生にしがみつく必死さや努力が画面を通してその逼迫した緊張感が伝わってきてとても面白い作品です。
もし実際にあのような現象に巻き込まれたらああなってしまうんだなぁと思うような人間の短慮さや動揺などの”生”の部分を見ることができます。
まとめ
以上が独断によるランキングでした。
この3作品はとても有名だと思います。
しかし、有名だけど内容はチェックしてないという人も多いのではないでしょうか?なのでこれを機に見てみてはいかがでしょうか?エスター以外は続編もあるので、たくさん楽しめると思いますよ。
この3作品は本当に展開が早く見ていて飽きないのでおすすめです。