筋トレにはどっち?プロテインバーとドリンクはどっちの方がおすすめ?
筋トレの後にはプロテインを摂取するというのは、今ではもはや常識となっています。
そんなプロテインには、ドリンクタイプのものとバータイプのものがあるのです。
では実際筋トレをした後に摂取するのであれば、ドリンクタイプのプロテインとプロテインバー、どちらの方が良いでしょうか?
ここではそんなプロテインバーとドリンクのメリットを比較していきます。
バータイプは満腹感を得られる
まずバータイプのメリットから見ていきたいと思います。
プロテインバーのメリットは、何と言っても固形物であるという点。
ドリンクはあくまでもドリンクです。
だからそれでお腹を膨らませるということは難しい。
もちろんたくさん飲めばお腹が膨れることはありますが、それはあくまでも一時的な話で、すぐにお腹が空いてしまう可能性は高いです。
でも、固形物であればそうはなりません。
もちろん完全にお腹がいっぱいになるかと言われれば、そんなことはそうそうありません。
ただ、少なくともドリンクタイプのプロテインと比べると、お腹が膨れることも間違いないのです。
そしてお腹が膨れるということが、あるメリットにつながっていきます。
無駄な間食を防げる
それは、変な時間にお腹が空いて、何かを食べざるを得なくなることがないという点。
プロテインを摂取してから次のご飯を食べるまでには、しばらく時間が空くということも珍しくはないですよね。
そうして時間が空くと、やはりどうしてもお腹は空いてきます。
でも、プロテインがプロテインバーであれば、それはある程度抑えることが出来るのです。
ドリンクの場合はすぐにお腹がスカスカになってしまいますから、強烈な空腹感にさいなまれることになります。
結果、ご飯前に何かを食べてしまうことも出てくる。
そしてそれは、太ることにつながりやすいです。
筋トレには痩せることも大切
筋トレをする際に大切なのは、筋肉をつけることだけではありません。
もちろん、人によってはとにかくレスラーのように体を大きくしたいという方もいるかもしれません。
その場合には、このメリットは特に活きてはきません。
ただ、多くの場合で筋トレは、バキバキの体を作りたい、見栄えの良いボクサーのような体を作りたいがためにしているはずです。
その場合、脂肪は大敵です。
筋肉をつけることと同時に、脂肪を減らすことが大切になるのです。
脂肪を減らすためには、やはりなるべく余計な食べ物は摂取したくないところ。
特にこうした空腹時に食べるのはパンやおにぎりなどの太りやすそうなものになるでしょうから、なおさらです。
なので、少なくともドリンクよりは空腹になりづらいプロテインバーは、その点が魅力的になるのです。
プロテインバーはいつでも摂取しやすい
もう一つプロテインバーにはメリットがあります。
それが、いつでも摂取しやすいという点。
ここで言ういつでもとは、「どんなところでも」という意味でのいつでもです。
たとえばプロテインバーは、袋から出すだけで摂取出来ますから、公園などでトレーニングをした後でも、すぐに摂取しやすいですよね。
でも、ドリンクの場合は、公園までドリンクを持っていくのも大変ですし、そこからまた振ったりして溶かさないといけないので、なかなか外では摂取しづらいです。
また、プロテインバーであれば、筋トレ後すぐでなくとも、たとえば仕事の小休憩の間にさくっとたんぱく質を摂取させることが出来ます。
ドリンクを会社にもっていって、それでたんぱく質を摂取するというのはあまり現実的ではないですよね。
だから、プロテインバーの方が利便性はあるのです。
屋外で筋トレすることがある人にはおすすめ
基本的には筋トレは、ジムや自宅でしているという方が多いでしょう。
でも、もし公園等でランニングを交えながら筋トレをしているという方がいれば、その方にはプロテインばーはおすすめできます。
より外でのトレーニングがしやすくなりますし、効率も上がるはずです。
ドリンクは吸収が早い
固形物と飲み物ではどちらの方が消化が早いでしょうか?
それはどう考えても飲み物になりますよね。
だからたとえば、消化力が弱っていてお腹が弱い時には、水分量の多いおかゆなどを食べたりするんです。
ということはつまり、プロテインバーとドリンクタイプのプロテインでも、ドリンクタイプのプロテインの方が消化が早いということになります。
なので、たんぱく質が吸収されるのも、ドリンクのタイプの方が早いと考えることが出来ます。
より早く筋肉にたんぱく質を与えられる
たんぱく質は、運動後30分以内にとるのが良いとされていますよね。
でも、たとえ30分以内にプロテインを摂取したとしても、筋肉に栄養を届けるのに時間がかかっていたら、望ましい時間内に筋肉に栄養を与えることが出来ない可能性が出てきます。
その点ドリンクタイプであれば、そうなる可能性は少なくなります。
だから、筋トレを無駄にせずに、より効率的にトレーニングが出来る可能性が高くなるのです。
そうした能力は、プロテインバーよりもドリンクの方が期待できますね。
ドリンクの方がたんぱく質が豊富なことが多い
プロテインバーにも、その名の通り、たんぱく質が豊富に含まれています。
最低でも、10グラム以上は含まれていることが多いです。
でもドリンクタイプの方が、たんぱく質が豊富に含まれていることが多いです。
基本的には15グラムから20グラム程度はたんぱく質が含まれているんです。
もちろんたんぱく質が多ければそれだけでいいのかといえば、そんなことはありません。
たんぱく質以外にも筋トレのために効果的な成分はたくさんありますから、それらも重要であることは確かです。
でもやはりより重要なのはたんぱく質。
だからそのたんぱく質が多いというのは、やはり一つの大きなメリットになるのです。
気持ち的にも、たんぱく質が多めに含まれているというものを摂取した方が、筋肉がつくイメージを持ちやすいのではないでしょうか。
筋トレには、そうしたイメージもすごく大切です。
カロリーは低め
たんぱく質が多いのにも関わらず、ドリンクタイプはカロリーが低めであることも多いです。
プロテインバーは、やはり固形物になるのでどうしても多少カロリーは高めになります。
もちろんカロリーが高いからと言ってそれが即太ることにつながるかと言えばそんなことはありません。
先述の通り、むしろプロテインバーは太りづらいアイテムになるんです。
でも、それだって食べ過ぎたら太ることにつながります。
その点ドリンクタイプは、味が好みで普段から頻繁に飲んでいたとしても、そこまで太ることにはつながりづらいです。
実際ドリンクタイプのプロテインは、最近ではすごく味がおいしいものも増えてきています。
一昔前はプロテインイコールまずいものというイメージもあったかもしれませんが、最近ではプロテインの味はすごく改善されてきていて、おいしいものが多いのです。
だから摂取しすぎてしまう可能性もあります。
そうなったときに太りづらいのはドリンクタイプになるのです。
まとめ
筋トレ後に摂取するならばプロテインバーがいいか、ドリンクタイプのプロテインがいいかをここまで見てきましたが、それらの特徴はこのように大きく違います。
なので、外で摂取する用にプロテインバーを買い、自宅用にドリンクタイプを買い、自宅でもお腹がすきそうな時にはプロテインバーにするなど、うまく組み合わせて使っていくのが賢いです。