そんなに有名ではないがすごく面白い映画

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高校生の時、担任の先生が英語の授業でよく映画を見せてくれました。


ジャンルは様々でしたが、英語の字幕で英語の音声でという視聴方法でした。


映画は元々好きでしたが、高校時代の担任の先生のお陰で、より好きになったのを覚えています。


今は自宅でスカイパーフェクトTVを観れる環境にしてあるので、映画専門チャンネルで様々な、ジャンルの映画を見ています。





第1位:「きっと、うまくいく」

きっと、うまくいく(字幕版)

この映画は、インド映画で国際インド映画アカデミー賞で作品賞、ストーリー賞他、数多くの賞を受賞している作品です。


金曜日の夜、ご飯を食べた後寝てしまい、夜中に起きた時たまたまついていたテレビでやっていて、ぼーっとしながら見始めたのがきっかけでした。


TVで映画を観る時は、番組内容を確認して面白そうなものや、一度みて好きな映画、好きな俳優が出ているという理由があって見ますが、この映画は違った為、大して期待もせず、何だったらどのタイミングでチャンネルを変えようか…と思っていましたし、元々インド映画というものに馴染みがなく、団体で歌って踊って…というイメージがあったので本当に期待していませんでした。


が、見だしたら眠気もどこかへ消え映画に観入ってしまいました。


インドで問題となっている階級や自殺など様々な社会問題にもスポットをあてており考えさせられる内容もあるました。


もちろんインド映画特有の歌って踊ってというシーンもありましたが、上手くストーリーに馴染んでいて面白かったです。


バラード調の曲もあり、映画を見終わった後CDを探して購入した程いい曲でした。


ストーリーの構成がとても上手く出来ていて、最後にそうきたか!と思う様な、けれど気持ちがスッキリするオチがありとても気分のいい映画をでした。





第2位:「マダムインニューヨーク」

マダム イン ニューヨーク(字幕版)

この映画は一位にあげた、『きっとうまくいく』を見た後に映画専門チャンネルの番組予告をみて、面白そう!と思ったのがきっかけで見ました。


ニューヨークに住む親類の結婚式の手伝いをする為に英語のできない主婦が一人で渡米するという話です。


英語ができない為、日常生活の中で色々困難な状況に置かれます。


カフェで買い物もままならない…そんな体験をした彼女は偶然見た英会話スクールの広告を頼りに学校に通い始めます。


この映画のストーリー自体は最後にどんでん返しがある訳ではなく普通のものかと思いますが、人との接し方について考えさせられた映画でした。


主人公の女性は旦那さんに家政婦の様な扱いをされていて、昔の日本みたいな感じでしょうか?見ていて切なくなりました。


ニューヨークに来てからイケメンと仲良くよなりそのうち好意を抱かれる様になります。


私自身結婚していますが、このイケメンとのやりとりが、とっても甘酸っぱくて若い頃の恋愛を思い出しました。


主人公が幸せになれるチャンス!と嬉しくなりましたが、彼女は旦那さんを裏切りませんでした。


旦那さんやイケメン、親類に依存せず、知らない土地でなんでも自分でやろうとする姿をみて、この人は自立したカッコイイ女性なんだなと感じました。


映画の中に出てくる主人公の作る料理がとても美味しそうで、料理に興味のある人もみていて楽しい映画かなぁと思います。

第3位:「デーヴ」

デーヴ (字幕版)

この映画は、旦那さんのお父さんが面白かったっと言っていて、観てみようとレンタルしたのがきっかけでした。


この映画は、派遣会社に勤める大統領のそっくりさんが、ある日政府から大統領の替え玉を依頼されるという話です。


最初は1日だけ、と言う約束でしたが大統領がある理由で意識不明の重大となり、そのまま続ける羽目になります。


この映画の主人公、デーヴは本当に人柄がよく、勤めている派遣会社でも仕事だから人に職を探すのではなく、本当に親身になりその人を助けたいという思いが伝わってきます。


そんな彼ですから、大統領の仕事も『仕事』というより、国民の身になって、本当に必要な事は何かを考えます。


見た目や素振りだけで替え玉を演じるのではなく、政治について勉強もしっかりし、政治家の名前、ホワイトハウスに居る沢山の使用人の名前も覚えて大統領になりきる努力を惜しみません。


またデーヴは人の心を掴むのが上手で、本物の大統領と不仲だったファーストレディーも大統領に惹かれだす程です。


本当に誠実な人だなぁ、こういう人が国のトップに立てばきっといい国ができるのになぁと思いました。


どんな政治家も初めは誠実で国の為に!と政治家を志すけれど、段々欲に負けるのかもしれませんね。


デーヴは最終的には大統領の替え玉はやめますが、その時のやめ方もかっこよかったです。


人っていい地位に立つと欲がでて、なんとかしがみ付こうとするものだと思いますが、自分だけが犠牲になって次の人に大統領になってもらう筋書きを描くところも素敵でした。

まとめ

映画って年間物凄い数の本数が生み出されていると思いますが、日本で一般的に公開されるものなんでほんの一握りだとと思います。


有名な俳優が出ているとか、有名な監督が撮ったとかそう言う映画は多く見かけますが、そうでない無名の俳優、無名の監督の手がけた作品でもとてもいい映画をが沢山のあります。


最近ではレンタルショップでもそういった特設コーナーが設けられており、あまり知られていないけれどいい映画というものが世間に知られる様になってきたと思います。


お金を出して借りるので、面白くなかったら…となかなか手が出せないかもしれませんが、一度手にとって観てみれば、今まで観ず嫌いだった事を公開することでしょう。


わたしが見た『きっと、うまくいく』のように予備知識なしで観る映画も意外と面白い!とのめり込めると思うのでそう言う味方もおすすめです。







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